【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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【期待されるアウトプット】
令和8年度までに介護報酬改定や第 10 期介護保険事業(支援)計画の検討に資する
科学的根拠を創出する。
【期待されるアウトカム】
地域包括ケアシステムの深化・推進、高齢者の自立支援・重度化防止の推進が期待さ
れる。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】訪問看護サービスの安全管理に係る多角的・科学的エビデンス構築に関する
研究(令和7年度継続中)
【概要】訪問看護事業所における安全管理体制、事故内容等について、自治体が行って
いる任意の事故報告内容、既存研究・マニュアル等も含めて調査・分析を行い、効果
的・効率的な安全管理体制を明らかにした。
【成果の活用】成果を元に、訪問看護事業所における安全管理体制の構築の推進を行う。
【課題名】介護事業所における情報の安全管理に関するガイドライン(案)作成のため
の調査研究(令和6年度終了)
【概要】先行研究・事例の収集、全国の事業所に対する調査等を実施し、介護事業所に
おける情報の安全管理に関する手引きの作成等を行った。
【成果の活用】成果を元に、介護事業所における情報の安全管理の推進を行う。
【課題名】地域リハビリテーションの効果的な提供に資する指標開発研究(令和5年度
終了)
【概要】全国における地域リハビリテーション支援体制の現状及びモデルの検討、評価
指標の開発を行い、第9期介護保険事業(支援)計画の基本指針にも位置づけられて
いる、地域リハビリテーション支援体制の評価における科学的根拠を構築した。
【成果の活用】成果を元に、地域リハビリテーション支援体制の更なる推進を行う。
2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】僻地、中山間地域、小規模自治体を中心とした医療・介護連携に係る指標の
検討に資する研究(令和7~9年度)
【概要】僻地、中山間地域及び小規模自治体における在宅医療・介護推進事業の取組状
況について、実態や事業効果を把握するための指標はこれまで検討されていない。本
研究では、僻地自治体等における医療資源等の状況を NDB(匿名医療保険等関連情報
データベース)や KDB(国保データベース)のデータ及び地域包括ケア「見える化シス
テム」等のデータを用いて分析する。さらに、その結果を基に、効率的・効果的な医
療・介護の連携の方法並びにその指標の策定及び活用可能なロジックモデルの作成を
行う必要がある。
【成果の活用】
第 10 期介護保険事業計画における医療・介護連携に係る考え方の整理(地域支援事
業におけるあり方や、他地域支援事業との連携も含む)に活用する。これにより、地
域の実情に応じた地域包括ケアシステムの深化・推進に寄与する事ができる。
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