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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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におけるデータ利活用を加速するようデータ基盤整備に取り組む。特に、AMED が支援し
た研究開発で得られたデータを共有する仕組みを整備し、運用する。
(5)疾患領域に関連した研究開発
第3期では、第2期に引き続き、がん、難病の視点でプロジェクトを横断して連携協力
を調整する体制を構築するとともに、生活習慣病、神経疾患・精神疾患、老年医学・認
知症、成育、歯科口腔保健については、各疾患に注目しつつ、ライフコースの視点で全
体的なマネジメントを導入して研究開発を推進する。
4.4 社会的課題の解決に資する研究開発の推進
○ 認知症施策推進基本計画に基づく研究開発の推進
認知症施策推進基本計画に基づく研究開発としては、認知症の人を始めとする国民が
科学的知見に基づく研究等の成果を広く享受できるよう、①認知症の予防・診断・治療、
リハビリテーション・介護方法等の研究、②社会参加の在り方、共生のための社会環境
整備その他の調査研究、③官民連携、全国規模の調査、治験実施のための環境整備、本
人及び家族等の参加促進等に取り組む。また、認知症や軽度認知障害の早期発見・早期
対応・診断後支援までを一貫して行う支援モデル確立のための研究を推進する。


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
本研究事業は政策策定に関係する研究を主に進めている一方、AMED の「認知症研究開
発事業」は予防・診断・治療法の開発などの研究が主である。
具体的には本事業は、AMED で得られた知見を実社会で適応・活用させるための基盤を
構築するものであり、例えば、AMED で見いだされた病態解明や発病予測などをどのよう
に適正に活用するか、どのように重症化防止や支援に用いるかなどを検討する。

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