【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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【成果の活用】認知症の遠隔相談・診療・診断後支援モデルを検証し、自治体・医療機
関向けの支援ガイドラインを作成し、周知する。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023 改訂版】(令和 6 年6月 21 日
閣議決定)
6.官民連携・イノベーションの推進
(2)再生・細胞医療・遺伝子治療等
認知症等の脳神経疾患の発症・進行抑制・治療法の開発を進めるとともに、10 万ゲノム
規模に向けて、がん・難病の全ゲノム解析等の事業実施組織を 2025 年度に設立し、そ
の成果の患者への還元や、情報基盤の整備を通じ、ゲノム創薬を始めとする次世代創薬、
iPS 細胞等の再生医療・創薬、細胞医療、遺伝子治療の取組を推進する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和 6 年6月 21 日閣議決定)
第2章
社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現~賃上げの定着と戦略的
な投資による所得と生産性の向上~
6幸せを実感できる包摂社会の実現
(1)共生・共助・女性活躍社会づくり
認知症の方が尊厳と希望を持って暮らすことができる共生社会の実現に向けて、認知
症施策推進基本計画を策定し、認知症施策を推進する。
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年 6 月4日 閣議決定)
第1章 総論(国家的重要基盤を支え、社会課題を成長のエンジンに転換する科学技術・
イノベーション)
3. 3 つの着実に推進する3つの基軸
(1)先端科学技術の戦略的な推進
①重要分野の戦略的推進
健康・医療
認知症等の脳神経疾患の早期予防・治療に向けた研究、次世代iPS細胞等による革新
的な融合研究やiPS創薬研究、バイオバンク間の連携による個別化医療・予防医療の
実現、オルガノイド等を駆使した研究開発等を推進し、ライフコースのメカニズム解明
を進めるとともに、
「がん研究 10 か年戦略(第5次)」に基づく社会実装を意識したが
ん研究の推進、健康・医療・介護に関する情報やライフログデータ等のPHRを有機的
に連結できる環境の整備やオンライン診療・遠隔医療等の普及を推進する。
【健康・医療戦略(第3期)】(令和7年2月 18 日 閣議決定)
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(4)8つの統合プロジェクト
○ データ利活用・ライフコースプロジェクト
がん、難病、認知症等の疾患レジストリ、ゲノム・コホート研究で得られた成果や検
体に関する情報をデジタル化した加工データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフコー
スを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診断、治療等に資する研究開発を推
進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指す。また、医療分野の研究開発等
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