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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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【課題名】がん対策推進基本計画におけるロジックモデルの改善に関する研究
【概要】第4期がん対策推進基本計画では、
「施策の評価に当たっては、全体目標、分野
別目標及び個別目標と各施策の関連性を明確にし、PDCAサイクルの実効性を確保
するため、ロジックモデルを活用する。」とされている。令和7~8年度に実施される
当該基本計画の中間評価を踏まえ、次期がん対策推進基本計画も見据え、ロジックモ
デルの改善を行うことを目的とする。
【成果の活用】本研究成果を踏まえ、がん対策推進協議会においてロジックモデルを活
用し、がん対策推進基本計画に係る進捗管理を行う。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略フォローアップ】(令和3年6月 18 日閣議決定)
【90 頁 12-(2)-ⅲ)】疾病の早期発見に向けた取組の強化
・がんの早期発見・早期治療の仕組みを確立し、5年生存率の劇的な改善を達成するた
め、難治性がん等について、リキッドバイオプシー等、血液や唾液等による簡便で低侵
襲な検査方法や治療法の開発を推進する。また、ナッジ理論等を活用した検診受診率向
上に向けた取組の影響分析を行い、その結果を踏まえた検診受診率向上の取組を検討す
る。リスクに応じた検診については、実現に資する科学的根拠の集積・分析を推進する。
・がんの早期発見の観点から、乳がん、食道がん、大腸がんなど罹患数の多いがんにつ
いて、簡便で高精度かつ短時間で検査可能ながん検出技術を早急に確立するため、実証
実験を実施し、その結果を踏まえ、がん検出技術の実用化を推進する。また、AI を活用
した画像解析などを通じ、診断精度の改善・向上を推進する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2023】(令和5年6月 16 日閣議決定)
【38 項 第4章-2.】持続可能な社会保障制度の構築
(社会保障分野における経済・財政一体改革の強化・推進)
計画に基づき、がんの早期発見・早期治療のためのリスクに応じたがん検診の実施や適
切な時機でのがん遺伝子パネル検査の実施、小児がん等に係る治療薬へのアクセス改善
などのがん対策及び循環器病対策を推進する。
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024 年度改訂版】(令和6年6月
21 日閣議決定)
【36 頁 Ⅴ-5-(2)-③】保険外併用療養費制度の運用改善による迅速なアクセス
有効性評価が十分でない最先端医療等(再生医療等製品、がん遺伝子パネル検査等)に
ついて、国民皆保険の堅持とイノベーションの推進を両立させつつ、希望する患者が保
険診療の対象となるまで待つことなく利用できるよう、保険診療と保険外診療の併用を
認める保険外併用療養費制度の対象範囲を拡大する。あわせて、患者の負担軽減・円滑
なアクセスの観点から、民間保険の活用も考慮する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
【42 項 第3章-3.】主要分野ごとの基本方針と重要課題
(医療・介護サービスの提供体制等)
このほか、がん対策、循環器病対策、難聴対策、難病対策、移植医療対策、慢性腎臓病
対策、アレルギー対策、依存症対策、栄養対策、睡眠対策、COPD対策等の推進や、
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