【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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1.新しい資本主義に向けた重点投資分野
(1)人への投資と分配
(女性活躍)
・
「女性活躍・男女共同参画の重点方針 2022(女性版骨太の方針 2022)」に基づき、
「新
しい資本主義」の中核に位置付けられた「女性の経済的自立」を実現するため、男女間
の賃金格差の解消に向けて大企業に男女間の賃金格差の開示を義務付けるとともに、
「女性デジタル人材育成プラン」を着実に実行する。
・ ・ テレワーク等の多様な働き方を後退させず、コロナ前の働き方に戻さないこと
に加え、(中略)・・・女性の参画拡大や・・・活躍推進に取り組む。
【女性活躍・男女共同参画の重点方針 2023(女性版骨太の方針 2023)】(一部抜粋)
Ⅲ 女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現
(5)生涯にわたる健康への支援
②事業主健診の充実等による女性の就業継続等の支援
働く女性の月経、妊娠・出産、更年期等、女性特有のライフイベントに起因する望まな
い離職等を防ぎ、女性が活躍し、健やかで充実した毎日を送り、安心して安全に働ける
よう、
事業主健診(労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断)に係る問診に、月経困難症、
更年期症状等の女性の健康に関連する項目を追加するとともに、産業保健体制の充実を
図る。
【女性活躍・男女共同参画の重点方針 2024(女性版骨太の方針 2024)】(一部抜粋)
Ⅱ 女性の所得向上・経済的自立に向けた取組の一層の推進
(3)仕事と健康課題の両立支援
①健康診断の充実等による女性の就業継続等の支援
働く女性の月経、妊娠・出産、更年期等、女性のライフステージごとの健康課題に起因
する望まない離職等を防ぎ、女性が活躍し、また、健やかで充実した毎日を送ることが
できるよう、
プライバシーに十分配慮した上で、事業主健診(労働安全衛生法に基づく一般定期健康
診断)において、月経随伴症状や更年期障害等の早期発見に資する項目を問診等に加え、
その実施を促進する。
(中略)さらに、健康課題が把握された従業員に対し、事業主が行うことが望ましい対
応について、ガイドラインや指針などを作成することを検討するとともに、
女性の健康に関する取組の好事例等を事業主に周知する。
Ⅲ 個人の尊厳と安心・安全が守られる社会の実現
(7)生涯にわたる健康への支援
②健康診断の充実等による女性の就業継続等(再掲)
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他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
「労災疾病臨床研究事業」において、下記研究を実施している。
・ 多くの労働現場で発生している疾病や産業構造・職場環境等の変化に伴い、勤労者
の新たな健康問題として社会問題化している疾病等に関し、早期の職場復帰の促進、
労災認定の迅速・適正化等に寄与する研究
・ 放射線業務従事者の健康影響に関する疫学研究
・ 過労死等防止対策推進法に基づく調査研究
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