よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

として考察、説明する試みはほとんどされてこなかった。過去と近年のアレルギー疫
学研究を紐づけて、アレルギー疾患の疾病構造の変化を分析し、最近注目されるよう
になってきたアレルギー疾患についての調査手法の立案を行う。
【成果の活用】長期スパンで見た本邦のアレルギー疾患の疫学的特徴の解明と、アレル
ギー疾患の政策課題の緊急性・重要性を検討する基礎資料とする。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略実行計画 2021(令和3年6月 18 日閣議決定)】
第 13 章 重要分野における取組
2.医薬品産業の成長戦略
予防・重症化予防・健康づくりの健康増進効果等に関するエビデンスを確認・蓄積する
ための実証事業の結果を踏まえて、特定健診・特定保健指導の見直しなど、保険者や地
方公共団体等の予防健康事業における活用につなげる。
【健康・医療戦略(令和7年2月 18 日閣議決定)】
Ⅳ 具体的施策
4.1 世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(4)8つの統合プロジェクト
⑤データ利活用・ライフコースプロジェクト
がん、難病、認知症等の疾患レジストリ、ゲノム・コホート研究で得られた成果や
検体に関する情報をデジタル化した加工データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフコ
ースを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診断、治療等に資する研究開発を
推進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指す。また、医療分野の研究開発
等におけるデータ利活用を加速するようデータ基盤整備に取り組む。特に、AMED が支
援した研究開発で得られたデータを共有する仕組みを整備し、運用する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】 (令和6年6月 21 日閣議決定)
第2章 社会問題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
~賃上げの定着と戦略的な投資による所得と生産性の向上~
6.幸せを実感できる包摂社会の実現
(2)安全・安心で心豊かな国民生活の実現
「花粉症対策の全体像」127 等に基づき、約 30 年後の花粉発生量の半減を目指し、スギ
人 工林伐採重点区域における伐採・植替えを含む発生源対策等 128 に取り組む。
128 ワクチン・治療薬の研究開発、スギ花粉米の実用化に向けた官民協働の取組の推
進を含む。
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現~「経済・財政新生計画」~
3. 主要分野ごとの基本方針と重要課題
(1)全世代型社会保障の構築
(医療・介護サービスの提供体制等)
このほか、がん対策、循環器病対策、難聴対策 186、難病対策、移植医療対策 187、慢性腎
臓病対策、アレルギー対策 188、依存症対策 189、栄養対策、睡眠対策、COPD対策等の
推進や、予防接種法 190 に基づくワクチン接種を始めとした肺炎等の感染症対策の推進
を図るとともに、更年期障害や骨粗しょう症等に対する女性の健康支援の総合対策の推
進を図る。
57