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資料2-3 本委員会として指定難病の診断基準等のアップデートを検討する疾病(個票、パブリックコメント等を受けて変更等を予定するもの) (90 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》 |
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2.原因
呼吸の調節系として、化学(代謝)、神経、行動調節が存在するが、難治性 AHS では、化学調節系が高
度に障害されている。CCHS 患者のほとんどでは PHOX2B 遺伝子変異異常変異がみられる。PHOX2B 遺
伝子は染色体 4p12 に位置する。PHOX2B 遺伝子変異の約 90%は exon3 にある 20 ポリアラニン鎖におけ
る44-13 アラニンの伸長変異(polyalanine repeat expansion mutation: PARM)であり、伸長変異数によって
24PARM(正常の 20 ポリアラニン鎖に44 アラニンの伸長変異が加わったもの)から 33PARM に分類されて
いる。残り約 10%はミスセンス、ナンセンス、フレームシフト変異などの非アラニン伸長変異(Non PARM)を
認める。CCHS のほとんどは de novo 変異であるが、一部はモザイクの親又はまたは軽症例の親からの遺
伝例があり常染色体顕性遺伝の形式をとる。PHOX2B 遺伝子変異異常は、ヒルシュスプルング病、自律神
経機能不全(不整脈、便秘、体温調節障害など)を起こし、神経腫瘍などの原因となる。ICAH、難治性 OHS
では特異的な遺伝子変異異常は同定されていないが、いずれも高二酸化炭素血症、低酸素血症に対する
化学調節が高度に障害されている。
3.症状
難治性 AHS では夜間の睡眠呼吸障害 SDB(低換気、睡眠時無呼吸、低呼吸)が管理されていないと、不
眠、熟睡感の欠如、日中の眠気、早朝起床時の頭痛などの症状が出現する。また、夜間の高二酸化炭素
血症と共に起こるに伴う低酸素血症により、呼吸困難や、進行すると浮腫などの右心不全症状の進展を見
るが出現することがある。CCHS ではヒルシュスプルング病、自律神経機能不全(食道蠕動異常、徐脈を含
む不整脈、便秘、体温調節障害、発汗異常など)を起こし、神経腫瘍なども発症することもある。CCHS の小
児では夜間の呼吸管理が不十分であると、発達遅滞のリスクを呈する症例が増加する。成人で発見される
ことが多い ICAH は、既述の睡眠障害を呈する事もあるが、無症状であっても、の患者が、飲酒時、睡眠薬
服薬後、麻酔後などにより症状が顕在化することも多い。難治性 OHS の 90%%以上は閉塞性睡眠時無呼
吸を呈するが、睡眠関連低換気のみの患者も存在しする。難治性 OHS では、日中の過度の眠気を呈する
ことも多い。く、覚醒中も存在する高度の高二酸化炭素血症と共に起こる低酸素血症のため、呼吸困難、
右心不全を呈しやすい。なお、いずれの病態も夜間の睡眠呼吸障害 SDB の適切な治療により、CCHS の
自律神経機能異常による諸症状不全以外の症状は軽減、消失し、一見、異常がないように見えるすること
もあるので、、症状、特に適切な呼吸管理中に、症状のみで、病態の重症度を判定することはできない。
4.治療法
難治性稀少性疾患であり、根治的治療法は確立されていない。睡眠関連低換気の程度が軽度な場合は、
睡眠時のみの治療でも対処可能であり、る(ICAH でごくまれに無治療で経過観察のみで、病状観察可能な
時期もある)。しかし、重度の場合には、睡眠時・覚醒時共に治療が必要である。主な治療は呼吸管理であ
る。持続気道陽圧(continuous positive airway pressure: CPAP)、人工呼吸管理((気管切開下人工呼吸管理
又はまたは非侵襲的陽圧換気((noninvasive positive pressure ventilation:: NPPV))))などが主な呼吸管理
になる。適切な呼吸管理を行っても、低酸素血症、右心不全などを伴う場合は、酸素投与、投薬なども必要
となる。ただし、が、酸素投与による CO2 ナルコーシスなどにも留意する。また、難治性 AHS は呼吸器感染
症、麻酔時、鎮静剤投与により、肺胞低換気が急激に進行して、呼吸不全の増悪を誘導することがあり、、
注意が必要である。
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呼吸の調節系として、化学(代謝)、神経、行動調節が存在するが、難治性 AHS では、化学調節系が高
度に障害されている。CCHS 患者のほとんどでは PHOX2B 遺伝子変異異常変異がみられる。PHOX2B 遺
伝子は染色体 4p12 に位置する。PHOX2B 遺伝子変異の約 90%は exon3 にある 20 ポリアラニン鎖におけ
る44-13 アラニンの伸長変異(polyalanine repeat expansion mutation: PARM)であり、伸長変異数によって
24PARM(正常の 20 ポリアラニン鎖に44 アラニンの伸長変異が加わったもの)から 33PARM に分類されて
いる。残り約 10%はミスセンス、ナンセンス、フレームシフト変異などの非アラニン伸長変異(Non PARM)を
認める。CCHS のほとんどは de novo 変異であるが、一部はモザイクの親又はまたは軽症例の親からの遺
伝例があり常染色体顕性遺伝の形式をとる。PHOX2B 遺伝子変異異常は、ヒルシュスプルング病、自律神
経機能不全(不整脈、便秘、体温調節障害など)を起こし、神経腫瘍などの原因となる。ICAH、難治性 OHS
では特異的な遺伝子変異異常は同定されていないが、いずれも高二酸化炭素血症、低酸素血症に対する
化学調節が高度に障害されている。
3.症状
難治性 AHS では夜間の睡眠呼吸障害 SDB(低換気、睡眠時無呼吸、低呼吸)が管理されていないと、不
眠、熟睡感の欠如、日中の眠気、早朝起床時の頭痛などの症状が出現する。また、夜間の高二酸化炭素
血症と共に起こるに伴う低酸素血症により、呼吸困難や、進行すると浮腫などの右心不全症状の進展を見
るが出現することがある。CCHS ではヒルシュスプルング病、自律神経機能不全(食道蠕動異常、徐脈を含
む不整脈、便秘、体温調節障害、発汗異常など)を起こし、神経腫瘍なども発症することもある。CCHS の小
児では夜間の呼吸管理が不十分であると、発達遅滞のリスクを呈する症例が増加する。成人で発見される
ことが多い ICAH は、既述の睡眠障害を呈する事もあるが、無症状であっても、の患者が、飲酒時、睡眠薬
服薬後、麻酔後などにより症状が顕在化することも多い。難治性 OHS の 90%%以上は閉塞性睡眠時無呼
吸を呈するが、睡眠関連低換気のみの患者も存在しする。難治性 OHS では、日中の過度の眠気を呈する
ことも多い。く、覚醒中も存在する高度の高二酸化炭素血症と共に起こる低酸素血症のため、呼吸困難、
右心不全を呈しやすい。なお、いずれの病態も夜間の睡眠呼吸障害 SDB の適切な治療により、CCHS の
自律神経機能異常による諸症状不全以外の症状は軽減、消失し、一見、異常がないように見えるすること
もあるので、、症状、特に適切な呼吸管理中に、症状のみで、病態の重症度を判定することはできない。
4.治療法
難治性稀少性疾患であり、根治的治療法は確立されていない。睡眠関連低換気の程度が軽度な場合は、
睡眠時のみの治療でも対処可能であり、る(ICAH でごくまれに無治療で経過観察のみで、病状観察可能な
時期もある)。しかし、重度の場合には、睡眠時・覚醒時共に治療が必要である。主な治療は呼吸管理であ
る。持続気道陽圧(continuous positive airway pressure: CPAP)、人工呼吸管理((気管切開下人工呼吸管理
又はまたは非侵襲的陽圧換気((noninvasive positive pressure ventilation:: NPPV))))などが主な呼吸管理
になる。適切な呼吸管理を行っても、低酸素血症、右心不全などを伴う場合は、酸素投与、投薬なども必要
となる。ただし、が、酸素投与による CO2 ナルコーシスなどにも留意する。また、難治性 AHS は呼吸器感染
症、麻酔時、鎮静剤投与により、肺胞低換気が急激に進行して、呼吸不全の増悪を誘導することがあり、、
注意が必要である。
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