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資料2-3 本委員会として指定難病の診断基準等のアップデートを検討する疾病(個票、パブリックコメント等を受けて変更等を予定するもの) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》
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2)-I ウィスコット・オルドリッチ(Wiskott-Aldrich)症候群
A.臨床症状:以下のうち1つ以上を満たす
1.易感染性
易感染性の程度は症例により異なる。
2.血小板減少
ほぼ全例で認められ、血便、皮下出血が多い。
3.湿疹
湿疹はアトピー性湿疹様で、難治である。
B.検査所見:以下のうち1つ以上を満たす
1.小型血小板を伴う血小板減少を認める。
2.T細胞数の減少とCD3抗体刺激に対する反応低下が見られる。
3.B細胞では免疫グロブリンはIgM低下、IgA上昇、IgE上昇を認める。抗多糖類抗体、同種血球凝集
素価などの特異抗体産生は低下する。
4.NK活性は半数で低下する。
5.補体価は正常で、好中球及び単球の遊走能は低下する例が多い。
C.遺伝学的検査
1.WAS、WIPF1、ARPC1B遺伝子異常を認める(WAS遺伝子変異はX連鎖性遺伝、WIPF1、ARPC1B遺
伝子変異は常染色体潜性遺伝)
2.WAS、WIPF1、ARPC1B遺伝子の発現異常や機能障害が明確に証明され病的と判断される
<診断のカテゴリー>
DefiniteとProbableを対象とする
Definite:AとB及びCの1を満たす
Probable:AとB及びCの2を満たす
2)-II 毛細血管拡張性運動失調症
A.臨床症状:以下のうち2つ以上を満たす
1.歩行開始と共に明らかになる歩行失調(体幹失調):必発症状
徐々に確実に進行(2歳から5歳までの間には進行がマスクされる顕在化しないこともある。)
2.小脳性構語障害、流涎
3.眼球運動の失行、眼振
4.舞踏病アテトーゼ(全例ではない。)
5.低緊張性顔貌
6.眼球結膜・皮膚の毛細血管拡張
6歳までに50%、8歳時で90%が明らかになる。
7.免疫不全症状(反復性気道感染症)

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