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資料2-3 本委員会として指定難病の診断基準等のアップデートを検討する疾病(個票、パブリックコメント等を受けて変更等を予定するもの) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》
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6)自然免疫異常
自然免疫において重要な役割を果たす分子の先天的な欠損あるいは機能異常があり、それによる自然免
疫機構の障害によって易感染性を呈する疾患であり、多くの場合、その分子の欠損あるいは機能異常に直
接的に関連する遺伝子異常が認められる。
診断は、各疾患の特徴的な臨床像に加えて、以下のいずれかがある場合を原則とする。
【自然免疫異常の診断の原則】
1.該当する分子の欠損が証明できる場合
2.該当する遺伝子異常が、該当する分子の欠損や機能異常に結び付くことが直接的に証明できる場合
3.該当する分子や責任遺伝子の異常がない、あるいは原因が解明されていないが、該当する疾患の病
態の根本的な基盤となる現象を、免疫学的あるいは分子生物学的手法を用いて証明できる場合
4.易感染性が、該当する疾患以外では医学的に説明できない場合
この疾患は、以下のように細分類される。細分類ごとに、上記の方法によって診断する。
現在判明している責任遺伝子を各々括弧内に示す。
6)-Ⅰ 免疫不全を伴う無汗性外胚葉形成異常症
A.臨床症状
無汗性外胚葉形成異常と種々の病原体に対する易感染性を特徴とする。無汗症や外胚葉形成不全の
症状、易感染性の程度は様々である。
B.遺伝学的検査
1.IKBKG、NFKBIA、IKBKB遺伝子の病的バリアントを認める
2.IKBKG、NFKBIA、IKBKB遺伝子の発現異常や機能障害が明確に証明され病的と判断される
<診断のカテゴリー>
DefiniteとProbableを対象とする
Definite:「自然免疫異常の診断の原則」及びAとBの1を満たす
Probable:「自然免疫異常の診断の原則」及びAとBの2を満たす
6)-Ⅱ IRAK4欠損症(IRAK4)
肺炎球菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、緑膿菌などによる化膿性髄膜炎、敗血症、深部膿瘍などの侵襲性細菌
感染症を特徴とする。以下のいずれかを認める場合に本症を疑い遺伝子検査を実施する。
A.臨床症状:以下のうち1つ以上を満たす
1.急速に進行、悪化する経過をとる
2.侵襲性細菌感染症を繰り返す
3.新生児期に臍帯脱落遅延を認めることがある
4.侵襲性細菌感染症の家族歴がある

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