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人口減少と不確実性の時代における国力の強化と財政運営 (90 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20260626/zaiseia20260626.html
出典情報 財政制度等審議会 人口減少と不確実性の時代における国力の強化と財政運営(6/26)《財務省》
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の増加も背景に、社会保険制度の個人単位化が求められる中158159、公的
年金制度の第3号被保険者制度のみならず、医療保険における「被扶養
者」の在り方についても見直しを検討すべきである。〔資料Ⅲ-2-20
参照〕
ウ)国民健康保険における見直し
a)保険料水準統一の加速化
平成 30 年度(2018 年度)に都道府県単位化された国民健康保険では、
どの市町村に居住していても、同じ所得水準・世帯構成であれば同じ保
険料額となるよう、「保険料水準の統一」に向けた取組が進められてお
り、現在、令和 12 年度(2030 年度)までの「納付金ベース」の保険料
水準の統一、令和 18 年度(2036 年度)までの保険料水準の「完全統一」
が目標とされている。しかし、「保険料水準の完全統一」については、
達成済みは大阪府と奈良県の2府県にすぎず、目標年度を定める道県も
19 にとどまっている状況である。
国民健康保険においては、医療費適正化計画や地域医療構想の策定主
体でもある都道府県が財政運営の主体であり、各都道府県内での被保険
者間の受益と負担の公平性を確保する責務を持つ。保険者機能の発揮の
観点からも、全国の都道府県で一刻も早く「保険料水準の完全統一」を
実現すべきである。そのため、令和9年度(2027 年度)の国保運営方針
の中間見直しに当たっては、全ての都道府県において、完全統一の目標
年度を設定することとするとともに、国においても都道府県による更な
る取組を強力に促していくべきである。その際、国が示す「保険料水準
統一の目標年度」は前倒すこととすべきである。〔資料Ⅲ-2-21、24
参照〕

158 被用者保険の加入者の約 6,800 万人のうち、2,500 万人以上が被扶養者である(うち、約 800

万人が配偶者。
「健康保険・船員保険被保険者実態調査(令和5年(2023 年)10 月)」
(厚生労
働省)、
「年齢階級別加入者数調査(令和6年(2024 年)10 月末現在)

(健康保険組合連合会)
※令和5年(2023 年)10 月末の数値)

159 例えば、累次にわたる「男女共同参画基本計画」
(閣議決定)において、個人単位の制度への
移行の必要性が言及されてきている。
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