令和7年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (84 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/index.html |
| 出典情報 | 令和7年度厚生労働省補正予算案の概要(11/28)《厚生労働省》 |
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令和7年度補正予算案 115億円
施策名:がん・難病の全ゲノム解析等の推進
【がん・難病の全ゲノム解析等の推進事業、AMED研究】
医政局 研究開発政策課(内線4041、4035、4539)
健康・生活衛生局 がん・疾病対策課(内線3825、3826、4607)
難病対策課(内線2353、8212、2977)
② 対策の柱との関係
① 施策の目的
事業実施組織において、国民へ質の高い医療を届けることを目的としているところ、がんや難病患者を対象とした全ゲノム解析及
びマルチオミックス解析等を実施することで得られる全ゲノムデータ、マルチオミックスデータ、臨床情報等を搭載した質の高い情
報基盤を構築し、民間企業やアカデミア等へその本格的な利活用を促し、診断創薬や新規治療法等を開発する。
Ⅰ
1
2
Ⅱ
3
1
2
3
Ⅲ
4
5
1
2
○
③ 施策の概要
我が国における全ゲノム解析等の研究やその成果の患者に対する医療への実装、研究と医療実装の好循環を進めていくため、事業実施組織においては主に下記の
ような役割を担う。
(1)全ゲノム解析等の結果及び成果の速やかな患者還元支援、(2)個別化医療の推進支援、(3)質の高い情報基盤の構築と運用
(4)患者・市民参画推進、国民向けの情報発信・周知活動支援、(5)ELSI支援、(6)人材育成支援の役割を担う。
④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
■がん・難病の全ゲノム解析等の推進事業
事業実施組織に必要なシステムの機能向上を行って性能、可用性、拡張性等とのバ
ランスを取りつつシステム・ネットワーク環境の維持と継続的な改善を推進し、そのシ
ステムに全ゲノムデータ、マルチオミックスデータ、臨床情報等を集積させて質の高い
情報基盤を構築し、本格的な利活用を推進する。
■革新的がん医療実用化研究事業/難治性疾患実用化研究事業
「全ゲノム解析等に係るAMED研究班」は、事業実施組織が示す全ゲノム解析におけ
る患者還元の統一的な解析やデータ提供等の方法に従って研究を推進し、解析状況
等を事業実施組織に報告する。
事業実施組織
国
AMED
補助金
日本医療研究開発機構
(AMED)
研究者
民間事業者 等
⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
がんや難病患者の診断、治療に役立つデータが速やかに患者に還元されることで、新たな個別化医療の実現に寄与する。また、産官学の関係者が幅広く分析・活用
できる質の高い情報基盤の構築により、新たな診断技術や革新的新薬を開発する民間企業が成長できる環境が整備され、我が国発のイノベーションが促進される。
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