令和7年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (60 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/index.html |
| 出典情報 | 令和7年度厚生労働省補正予算案の概要(11/28)《厚生労働省》 |
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負担医療制度等のオンライン資格確認、予防接種のデジタル化等の推進】
医政局医療情報担当参事官室
(内線4389,4680,4688)
令和7年度補正予算案 66億円
※デジタル庁計上分含む
施策名:医療情報システムのクラウド化に伴う検討事業
① 施策の目的
② 対策の柱との関係
少子高齢化の進展等により、医療費増加と担い手不足が課題となる中で、より質が高く効率的な医療提供体制の構築が必要。
一方で、病院情報システム関連経費が増加し、病院経営を圧迫している。新たなデジタル技術を適用した次世代病院情報システム
の普及により、情報セキュリティ対策を向上させながら、病院の情報システム費用の上昇抑制を図り、経営資源を医療提供に振り
向けられる体制整備を目指す。
全国の医療機関におけるトランザクションが国の定める標準コード・マスタ及び交換規約に基づき行われる環境を実現することで、
医療機関内/医療機関間の安全な情報連携の促進、ベンダロックインの解消による医療システム業界の競争活性化、システムリ
プレイス時の検討の省力化、2次利用に資する医療データの統一化を実現する。
Ⅰ
1
2
Ⅱ
3
1
2
3
Ⅲ
4
5
1
2
○
③ 施策の概要
• 令和7年度に作成する病院情報システムの標準仕様について詳細化等を行うとともに、当該標準仕様に準拠したシステムについて検討を行う。標準仕様を踏まえたモ
ダ ン 技 術 を 活 用 したク ラウ ド型 シ ステ ム へ 移 行 で きる 環 境 を整 備 す る 。 併 せ て 、 病院情報システムで使用されるコード・マスタの標準化、維 持 管 理 の 在 り 方
を検討する。
• 医 療 D X サ ー ビ ス群 の ク ラ ウ ド 間 連 携 機 能 を 開 発 し 、民 間 電 子 カ ル テベ ン ダ ー と先 行 事 業 を 実 施 す る 。 併 せ て 、 実 施 主 体 とな る 支 払 基 金 の 体 制 を 整 備
する。
④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
⓪必要に応じて標準仕様
に沿うようにシステム
改修
厚生労働省
①・②の
経費補助
②委託
③調達・連携支援
Saas型
①標準仕様に即した
電子カルテの導入
中小病院向け
電子カルテ
ベンダー
部門システム/調達・電カルとの連携
④課題整理
マニュアル作成
医療コンサル
手術部門
検査部門
・・・
薬剤部門 ・
⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
次世代病院情報システムの普及に向けた技術面・運用面での課題、システム構築におけるコスト・リスク低減策の抽出を行う。
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