令和7年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (106 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/index.html |
| 出典情報 | 令和7年度厚生労働省補正予算案の概要(11/28)《厚生労働省》 |
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施策名:世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)拠出金
大臣官房国際課
(内線8105)
令和7年度補正予算案 162億円
② 対策の柱との関係
① 施策の目的
世界三大感染症であるエイズ・結核・マラリア対策や将来のパンデミック対応等に備え、グローバルファンドが実施す
る保健システム強化のプログラムに拠出を行い、各国の保健制度の強化を図っていくことで、我が国への感染症流
入を防ぐ環境を構築する。
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○
③ 施策の概要
・グローバルファンド(※)の実施する、途上国における三大感染症対策及び保健システム強化プログラムに対する資金協力を行い、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
(UHC)及びSDGs達成に向けた取組に貢献。
※感染症対策支援の主要機関の1つであり、三大感染症に係る国際的支援のうち、エイズで28%、結核で76%、マラリアで65%を担う。これら三大感染症への対応として、
検査ラボやサーベイランス体制の整備、地域の医療従事者への統合的な研修などを行っており、新型コロナ対策においても保健サービス提供の基盤として寄与した。
④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
グローバルファンド
厚生労働省
拠出
・保健システム強化(保健従事者の育成・研修、国や地方の保健行政シス
テムの強化等)を実施。
・さらに、エイズ、結核、マラリアについて、以下の具体的な取組を実施。
予防:啓発活動、健康教育、自発的検査等
治療:医薬品・医療資材の配布、治療、カウンセリング等
ケア:脆弱なグループへの医療サービス提供、日和見感染症の治療等
プログラム
実施国
⑤成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
・保健システム強化を通じて海外でのパンデミックや三大感染症の拡大防止を達成することで、我が国への同感染症の侵入リスクの低減に寄与する。これにより、我
が国での感染拡大を防ぎ、人流及び社会経済活動を安定的に継続することが可能となる。
・日本の優れた医薬品・医療機器等が途上国における保健医療サービスへの公平なアクセスの強化に貢献でき、ひいては日本企業の成長を後押しすることが可能と
なる。
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