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令和7年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25hosei/index.html
出典情報 令和7年度厚生労働省補正予算案の概要(11/28)《厚生労働省》
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【 ○特定行為研修修了者の養成・ナースセンターの活用等による看護師確保の推進】
令和7年度補正予算案 1.6億円

施策名:看護現場におけるデジタルトランスフォーメーション推進実証事業
① 施策の目的

医政局看護課
(内線4195)

② 対策の柱との関係

・ 看護現場における省人化に向けた今後の検討に資するエビデンスを収集するため、看護業務効率化に効果のあっ
た機能を有する機器の導入を促進し効果検証を行う。加えて、看護DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む
際の参考となるよう病床機能や施設規模等に応じた事例集を作成し普及展開することで省力化ニーズのある全国の
医療機関等の看護業務効率化を一層推進する。
・ 在宅医療においては、2040年に向けて在宅療養患者が増加する中、限られた人材で訪問看護など効率的なサービ
スを提供できるよう地域で整備することが喫緊の課題であることから、地域の関係機関が連携して地域で求められる
取組を実施することでデータを収集し、訪問看護などのサービスの適正配置や省人化に資するエビデンスを収集する。


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③ 施策の概要
・ 看護DXを促進するため、医療機関等におけるICT機器を活用した効率的・効果的な看護業務の検証等の実施に必要な経費に対する支援を行う。
・ 病院、診療所、訪問看護ステーション等が連携して、在宅療養生活の整備、在宅医療の関係職種間の情報共有、通院困難な患者のオンライン診療等に
ついて、ICT機器を用いた効率的・効果的な看護実践の検証等の実施に必要な経費に対する支援を行う。

④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
1.施設内のDX

補助

病院
診療所
訪問看護ステー
ション

委託
報告
厚生労働省

データ提供

シンクタンク等
・評価委員会の運営補助
・実施の支援及び進捗管理
・提供するデータ指標の提示
・提供データの効果分析及び
省人化や適正配置に向けた提案
・地域の課題の整理及び看護DX計画作成支援

○看護職員の業務効率化を目的に、音声入力システム、バイタルサイン値
等の自動反映、インターコミュニケーションシステム(インカム)等の
ICT機器を導入した看護実践を実施。
○看護業務の効率化や省人化にどの程度寄与しているか、費用対効果やケ
アの質の効果検証に必要なデータを提供する。

2.地域におけるDX
病院・診療所・
訪問看護ステー
ション等

補助

○地域の関係機関が連携して効率的なサービスを提供することを目的に、
ICT機器を導入して、以下のような看護実践を実施。
①在院日数が短縮する中、退院直後等は在宅療養生活の準備が十分ではな
い患者もいるため、看護師がバイタルサイン等のモニタリングを行い、
安定した在宅療養生活の早期実現
②患者の在宅療養に関わる関係者で情報共有ができる仕組みを構築し、タ
イムリーな患者の状況に応じた訪問看護の提供
③スマートグラス等を活用した患者の状態を医師と共有する仕組みを構築
し、患者の状態に合わせた処置等を実施 等

⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
看護現場での看護師の業務の効率化を図ることにより、看護サービスの質の向上を推進する。

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