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総-1参考1 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》
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改訂案

2. 適正使用のための注意事項
適用上の注意
14.適用上の注意

14.1 調製時の注意

14.1.1 本品は無菌的に調製すること。

14.1.2 本品は用時解凍して用いること。

14.1.3 冷蔵庫で解凍した場合、密封した本品バイアルは2~8℃で最長14日間安定である。

14.1.4 凍結された本品バイアルは、患者用個装箱から取り出して室温
(25℃以下)
に置いた場合、約2時間で解凍する。
14.1.5 密封された解凍後のバイアルは、正立で保存した場合、25℃以下で24時間まで安定である。
14.1.6 解凍後のバイアルは静かに混和し、振とうしないこと。解凍した本品は再凍結しないこと。

14.1.7 解凍後に本品の状態を確認し、混濁又は着色が認められた場合は本品を投与しないこと。
14.1.8 バイアルからプラスチック製フリップオフキャップを取り外し、ゴム栓を消毒すること。
14.1.9 各バイアルから本品10mLを採取すること。

14.1.10 本品の調製中にフィルター針を使用しないこと。

14.1.11 投与前及び投与中はシリンジを室温で保管すること。
14.2 投与時の注意

14.2.1 本品の投与前に、投与部位への局所麻酔薬の塗布を検討すること。
14.2.2 予備の静脈内カテーテル留置を検討すること。

14.2.3 本品投与前に、点滴チューブを生理食塩液でプライミングすること。

14.2.4 本品は、0.2μm以下のインラインフィルター付きシリンジ注入ポンプを用いて投与すること。白色~オフホワイト
の本品由来の粒子を含むことがある。

14.2.5 他の製品と同じ静脈ラインに本品を注入しないこと。

14.2.6 本品投与終了後、生理食塩液で点滴チューブをフラッシュすること。

14.2.7 本 品はシリンジに採取後、12時間以内に投与を完了すること。シリンジに採取後12時間以上経過した場合は、
本品を投与せず廃棄すること。

14.2.8 使 用済みのバイアル、針及びシリンジ等は、感染性廃棄物として、各医療機関の手順に従って密封等を行い、
適切に廃棄すること。

エレビジス点滴静注電子添文

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2025年8月改訂
(第2版) 14. 適用上の注意より