よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和7年3月 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトに関する調査研究 報告書 (8 ページ)

公開元URL
出典情報 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトへの対応について(8/7)《こども家庭庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ウ. 医療ネグレクトと判断した件数
医療ネグレクトと判断した件数(医療機関からの通告以外を含む)は、令和 4 年度、令和 5 年度ともに
「0 件」が最も多く、それぞれ 74.5%(140 件)、77.1%(145 件)、次いで「1 件」がそれぞれ 10.1%
(19 件)、10.6%(20 件)、「2 件」がそれぞれ 4.8%(9 件)、3.2%(6 件)であった。
図表 2-7 医療ネグレクトと判断した件数(n=188)(数値回答を分類)

0%

20%

40%

60%

80%

100%

4.8%
令和4年度

74.5%

10.1%

4.8%
2.7%
3.2%

3.2%

令和5年度

77.1%

0件

1件

10.6%

2件

3件

2.1% 4.3%
2.7%
無回答

4件以上

エ. 医療機関からの虐待通告と虐待件数に対する医療ネグレクト件数のまとめ
医療機関からの虐待通告件数について、令和4年度は合計値が 3,657 件、中央値が 14 件、令和5
年度は合計値が 3,976 件、中央値が 14 件であった。虐待と判断した件数は、令和4年度は合計値が
2,800 件、中央値が 11 件、令和5年度は合計値が 3,037 件、中央値が 11 件となっている。医療ネグレ
クトと判断した件数は、令和4年度は合計値が 93 件、中央値が 0 件、令和5年度は合計値が 82 件、中
央値が 0 件であった。
通告件数に占める虐待件数の割合(医療機関からの虐待通告件数の合計/虐待と判断した件数の合
計)は、令和4年度で 76.6%、令和 5 年度で 76.4%であった。虐待件数に対する医療ネグレクト件数の
割合(虐待と判断した件数の合計/医療ネグレクトと判断した件数の合計)は、令和4年度で 3.3%、令
和5年度で 2.7%であった。
図表 2-8 医療機関からの通告件数・虐待件数・医療ネグレクト件数まとめ(n=188)(数値回答)

設問

合計値

最⼩値

最⼤値

平均値

中央値

医療機関からの

令和 4 年度

3,657

0

98

19.8

14

通告件数

令和 5 年度

3,976

0

133

21.4

14

虐待と

令和 4 年度

2,800

0

80

15.4

11

判断した件数

令和 5 年度

3,037

0

87

16.6

11

医療ネグレクトと

令和 4 年度

93

0

10

0.5

0

判断した件数

令和 5 年度

82

0

11

0.5

0

通告件数に占める

令和 4 年度

76.6%

虐待件数の割合

令和 5 年度

76.4%

虐待件数に対する

令和 4 年度

3.3%

医療ネグレクト件数の割合

令和 5 年度

2.7%

6