令和7年3月 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトに関する調査研究 報告書 (29 ページ)
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出典情報 | 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトへの対応について(8/7)《こども家庭庁》 |
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⺟が考えていた病名・治療⽅針とは違っていたため、⼊院していた主治医の治療⽅針に従うことを拒否
■その他
障害のあるこどもが医療⾏為をしてまで⽣かされるより亡くなったほうがその⼦のためという考え⽅を持っており、
医療⾏為に対する不信感があった。⾃分たちが引き取って育てることが難しいという理由もあった
(4) Q4.児童相談所が⾏った⼿続き
児童相談所が⾏った⼿続きは、「⼀時保護」が 32.1%(9 件)、「親権停⽌審判の請求」「保全処分の
申⽴て」がともに 3.6%(1 件)、「(選択肢)1.〜3.以外の措置等」が 82.1%(23 件)であった。
図表 2-16 児童相談所が行った手続き(n=28)(複数回答)
0%
20%
親権停⽌審判の請求
3.6%
保全処分の申⽴て
3.6%
40%
⼀時保護
60%
80%
100%
32.1%
82.1%
1.〜3.以外の措置等
(5) Q4-2.親権停⽌審判の請求や⼀時保護等を⾏った理由
Q4 で「親権停⽌審判の請求」「保全処分の申⽴て」「⼀時保護」と回答したケースについて、その理由を聞
いたところ、「こどもが必要な医療を受けられるようにするため」が 77.8%(7 件)、「それ以外の理由」が
22.2%(2 件)であった。なお、それ以外の理由として、「安全確保のため」「家庭引取りが困難な状況であっ
たため、施設⼊所までの期間、⼀時保護をした」との回答があった。
図表 2-17 親権停止審判の請求や一時保護等を行った理由(n=9)(単一回答)
0%
20%
40%
60%
80%
77.8%
100%
22.2%
こどもが必要な医療を受けられるようにするため
27
それ以外の理由