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令和7年3月 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトに関する調査研究 報告書 (77 ページ)

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出典情報 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトへの対応について(8/7)《こども家庭庁》
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3. こどもへの説明や意向確認等に関する事項
(1) Q9.こどもへのインフォームド・アセント実施有無
こどもへインフォームド・アセントを⾏ったかを聞いたところ、「⾏った」が 26.3%(10 件)、「⾏っていない」が
73.7%(28 件)であった。
図表 3-25 こどもへのインフォームド・アセント実施有無(n=38)(単一回答)
0%

20%

40%

60%

26.3%

80%

100%

0.0%

73.7%

0.0%

⾏った

⾏っていない

その他

分からない

ア. 乳幼児を除く集計
Q9のこどもへのインフォームド・アセント実施について、0 歳から 3 歳の乳幼児を除く 15 件を対象に整理し
たところ、「⾏った」が 66.7%(10 件)、「⾏っていない」が 33.3%(5 件)であった。
※集計から除いた 0〜3 歳児においてはインフォームド・アセントを⾏っている事例が 0 件であった
図表 3-26 こどもへのインフォームド・アセントを行ったか(0~3歳の乳幼児除く)(n=15)(単一回答)
0%

20%

40%

60%

66.7%

⾏った

80%

100%

33.3%

⾏っていない

その他

0.0%

分からない

(2) Q10.こどもへのインフォームド・アセントを⾏わなかった理由
Q9でインフォームド・アセントを「⾏っていない」と回答した医療機関に、インフォームド・アセントを⾏わなかっ
た理由を聞いたところ、以下の回答があった。(「意思を確認できる年齢ではないため」という趣旨の回答を除く)





こどもの障がいのため
知的障害があり、また、⽗親の絶対的⽀配下に(精神的にも)あるため
外来通院時は常に親が付き添い、その影響下にあるため
保護者の治療の同意が得られ、急ぎ⼩児専⾨病院へ転院となったため当院ではこどもへの説明等を⾏う時
間がなかったため

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