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令和7年3月 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトに関する調査研究 報告書 (59 ページ)

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出典情報 保護者の思想信条等に起因する医療ネグレクトへの対応について(8/7)《こども家庭庁》
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(3) 問 7.保護者の同意が得られない場合に、児童相談所に期待する役割
保護者の同意が得られない場合に、児童相談所に期待する役割について聞いたところ、「こどもが継続的に
医療を受けられるようにするための⼀時保護または措置等の実施」が 84.1%(74 件)と最も多く、次いで
「⼀時保護や親権停⽌等の対応を⾏う可能性があることについての保護者への説明」「⼀時保護または措置
等による医療⾏為後のこどもの安全の確保」がともに 83.0%(73 件)であった。
図表 3-15 保護者の同意が得られない場合に児童相談所に期待する役割(n=88)(複数回答)
0%

20%

40%

60%

80%

⼀時保護や親権停⽌等の対応を⾏う可能性

100%

83.0%

があることについての保護者への説明
他機関等からの通告事例で未だ医療機関に繋が っていない
医療ネグレクト受理ケースで、保護者 の同意が得られない

55.7%

可能性の⾼いケースについての情報共有
迅速な⼀時保護や親権停⽌審判の申請等の⼿続き

73.9%

⼀時保護または措置等による医療⾏為後のこどもの安全の確保

83.0%

⼀時保護または措置等によるこどもの医療⾏為後

72.7%

の⽣活についての調整・検討期間の確保
こどもが継続的に医療を受けられるように

84.1%

するための⼀時保護または措置等の実施

こどもの意⾒や不安等の聴取、医療機関への伝達

63.6%

こどもの意⾒形成や意⾒表明のための⽀援

58.0%

26.1%

CPT会議等への定期的な参加

その他

特にない

9.1%

2.3%

【その他内容】
 迅速な判断と対応
 ⼀時保護後の情報のフィードバックをしてほしい
 通告後も、治療や介⼊継続しているケースについてはその児の背景や進捗状況の情報提供をしてほしい
 ⼀時保護委託で⼊院中のこどもへのサポート・付き添い・⼊院対応など
 他の地域との情報共有
 市町村への指導

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