会議資料 (63 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
要望番号;IV-168
後 1 年以内に脾摘を行った場合とした。
【結果】
リツキシマブ群及びプラセボ群にそれぞれ 16 例がランダム化された(表 2)
。
表2
患者背景
年齢
女性
診断時のヘモグロビン(g/dL)*1
網状赤血球数(×109/L)*2
LDH(UI/L)*2
総ビリルビン(µmol/L)*2
ハプトグロビン(mg/L)*2
登録前の輸血歴有(%)
赤血球濃厚液パックの数(平均)
*1
*1
*2
リツキシマブ群
プラセボ群
70.1 ± 16.6
71.4 ± 16.5
7(44%)
10(63%)
7.09 ± 1.26
7.14 ± 1.25
215(124-275) 244(166-434)
642(437-936) 478(325-595)
34(28-69)
50(34-66)
0.08(0.01-0.1) 0.05(0.01-0.1)
8(50%)
5(31%)
2.0
1.3
p値
0.678
0.288
0.77
0.144
0.168
0.274
0.658
0.340
0.397
平均 ± 標準偏差
中央値(範囲)
有効性の結果を表 3 に示す。ランダム化から 1 年時点の ORR の比較について、ITT 解析
ではリツキシマブ群で 75%(95%CI 47.6-92.7%、CR:11 例、PR:1 例)、プラセボ群で 31%
(95%CI 11.0-58.7%、CR:5 例)であり(p= 0.032)
、per-protocol 解析では、リツキシマブ
群で 16 例中 12 例、プラセボ群では 11 例中 5 例で効果を認めた(p= 0.224)
。また、累積無
再発生存期間を Kaplan-Meier 法で推定した結果、プラセボ群と比較してリツキシマブ群で
有意に累積無再発生存期間の中央値が延長した(図 1、log-rank 検定、p= 0.023)。
表3
有効性
1 年時点の ORR(ITT)
1 年時点の ORR(per-protocol)
2 年時点の CR(ITT)
無再発生存期間
プレドニゾン累積投与量
プレドニゾン投与期間
入院患者数*1
入院期間*1
輸血例数
52 週間に使用された赤血球
濃厚液パック数(unit)
52 週時点の直接クームス試験
陰性例(全例)
死亡例(追跡期間 24 ヵ月)
リツキシマブ群
75% [47.6-92.7]
CR 11 例/PR 1 例
12/16 例
63%(10/16 例)
4.32 ± 2.27g
20.1 週間
4 例(10 回)
13 日[IQR 6-26]
4例
プラセボ群
31% [11.0-58.7]
CR 5 例
5/11 例
19%(3/16 例)
5.94 ± 3.16g
24.3 週間
10 例(23 回)
28 日[IQR 19-61]
5例
4.0 ± 2.82
5.6 ± 4.15
61.5%
(8/13 例)
20%
(2/10 例)
6例
84 歳[IQR 71-90]
0
p値
0.032
0.224
0.029
0.023
0.14
0.31
0.073
0.076
0.017
IQR, 四分位範囲。
34
63 / 359