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会議資料 (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-168
マブセラは、十分な経験を持つ専門医の厳密な管理のもとで、十分
な緊急対応ができる医療施設において投与を行う(4.4 を参照)。
プレメディケーション及び予防的治療

全ての適応症
解熱鎮痛剤及び抗ヒスタミン薬(パラセタモール及びジフェンヒド
ラミン等)によるプレメディケーションを、各マブセラの投与前に必
ず行うこと。
NHL 及び CLL
成人の NHL 及び CLL 患者において、マブセラとの併用化学療法に
グルココルチコイドが含まれない場合は、グルココルチコイドのプレ
メディケーションを考慮する。
小児の NHL 患者に対して、マブセラ投与の 30~60 分前に前投薬と
してパラセタモール及び H1 抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン又
は同等品)の投薬を行うこと。更に、表 1 に従いプレドニゾンの投与
を行うこと。
CLL 患者においては、腫瘍崩壊症候群のリスクを減らすため、治療
開始 48 時間前に、十分なハイドレーション及び尿酸生成阻害剤の投与
による予防的処置の開始を推奨する。リンパ球数が 25×109/L を超える
CLL 患者の場合は、急性の infusion reactions 及び/又はサイトカイン
放出症候群の発現率及び重症度を軽減させるため、マブセラ投与直前
にプレドニゾン/プレドニゾロン 100mg の静脈内投与を行う。

関節リウマチ、GPA 及び MPA、尋常性天疱瘡
関節リウマチ患者、寛解導入療法中の GPA 又は MPA、又は尋常性
天疱瘡患者において、infusion-related reaction の発現割合と重症度を軽
減させるために、メチルプレドニゾロン 100mg の静脈内投与によるプ
レメディケーションをマブセラ投与 30 分前に完了すること。
成人の GPA 患者又は MPA 患者において、マブセラの初回投与前に、
メチルプレドニゾロン 1000 mg/day を 1~3 日間静脈内投与することを
推奨する(マブセラの初回投与当日にメチルプレドニゾロンの最終投
与を行う)
。その後、マブセラ治療中及び 4 週間の寛解導入療法後に、
経口プレドニゾン 1 mg/kg/day を投与すること(80 mg/day を超えない
こと。臨床的必要性に応じ、可能な限り早期に漸減する)。

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