資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加(令和10年度適用分)について研究班から情報提供のあった疾病(個票)(第68回指定難病検討委員会において検討する疾病) (88 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》 |
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Definite を対象とする。
中性脂肪蓄積心筋血管症の診断基準(日本循環器学会心不全診療ガイドライン 2025 年改訂版より抜粋)
A.必須項目
1.心筋 BMIPP シンチグラフィにおける脂肪酸代謝障害(洗い出し率 10%未満)(※1・2)
2.心筋生体組織診断(生検)における心筋細胞内脂肪蓄積(※3)
3.心臓 CT(※4)、MR スペクトロスコピー(※5)における心筋脂肪蓄積
B.大項目
1.左室駆出率 40%未満
2.びまん性冠動脈硬化(※6・7)
3.典型的 Jordans 異常(※8)
※1 123I-BMIPP 心筋シンチグラフィの撮像、洗い出し率算出は日本核医学会、日本心臓核医学会の推奨論文
を参照すること。
※2 トリカプリン栄養療法、トリスデカノイン製剤において増加することが知られており、診断には摂取/投与以
前のデータを採用すること。
※3 パラフィン切片においてペリリピン2の免疫染色による脂肪面積が 50%以上を陽性とする。
※4 造影前の心臓 CT において「貫壁性の低 CT 値(35 Hounsfield unit 未満)を心筋全体に認めるもの」を陽
性とする。
※5 心筋中性脂肪含有量 4.5%以上を陽性とする。
※6 有意狭窄の有無は考慮しない。
※7 冠攣縮誘発試験によるびまん性冠攣縮は本項目に合致する。
※8 末梢血スメア標本のメイギムザ染色により顆粒球の 90%以上に大きさ1μm 以上の明瞭な空胞が複数存
在する。
<診断のカテゴリー>
Definite:必須項目のうち少なくとも1項目以上、かつ大項目のうち少なくとも1項目以上を満たすもの
Probable:必須項目のうち少なくとも1項目以上を満たすが、大項目はいずれも満たさないもの
<参考事項>
・鑑別診断
1.心不全・冠動脈疾患を呈する循環器疾患、特に蓄積性代謝疾患との鑑別が必要である。
①アルコール性心疾患、②神経・筋疾患に伴う心筋疾患、③栄養性心疾患、④代謝性疾患に伴う心
筋疾患(Fabry 病、Pompe 病、Danon 病、ミトコンドリア病、CD36 欠損症など)、⑤カルニチン欠乏症
(薬剤性又は透析関連)、⑥心外膜脂肪の蓄積
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