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資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加(令和10年度適用分)について研究班から情報提供のあった疾病(個票)(第68回指定難病検討委員会において検討する疾病) (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》
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笑い発作は、定位的焼灼術により7~9割は消失する。いったん笑い発作の消失が得られれば、効果は
ほとんどの場合で永続する。しかし、視床下部過誤腫症候群の要素となる笑い発作以外の非笑い発作に
は効果が少なくなり、発作消失率は5~7割ほどとなる。特に罹患歴が長期化した成人例では、非笑い発作
に対する外科的治療の効果は乏しくなる傾向にあり、残存してしまった場合には薬剤抵抗性に経過するこ
とがほとんどで、長期にわたる抗てんかん薬の服薬が必要となる。発作残存例では、頻度は不明だが、生
涯にわたり突然死のリスクを伴う。発作が消失すれば行動異常は改善することが多いが、知的発達症、神
経発達症については、中等度以上の障害がある場合には改善することは困難である。特に成人例ではほ
とんど改善の見込みはなく、長期にわたる支援が必要となる。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数
不明
(新規患者数(ただし小児例を含む):令和4年度 11 人、令和5年度2人、令和6年度2人、令和7年度9人)
2.発病の機構
十分には解明されていない(視床下部過誤腫の発生には Sonic hedgehog signal 経路に関わる GLI3、

OFD1 などの遺伝子異常の関与が疑われているが、てんかん発症に関わるメカニズムについては十分に
解明されていない。さらに、視床下部過誤腫症候群に大きく関わる二次性てんかん原性・てんかん性脳症
の発症機構についてもほとんど解明されていない)。
3.効果的な治療方法
一部確立(笑い発作には手術。残存した非笑い発作、知的発達症、神経発達症、行動異常には、効果的
な治療がなく、薬物療法、対症療法の対象となる。)
4.長期の療養
必要(長期にわたる抗てんかん発作薬治療、及び知的発達症、神経発達症、行動異常に対するケアが必
要。)
5.診断基準
あり(稀少てんかんのレジストリ構築による総合的研究班作成。日本てんかん学会、日本小児神経学会、
日本神経学会承認済)
6.重症度分類
精神保健福祉手帳診断書における「G40 てんかん」の障害等級判定区分、及び障害者総合支援法におけ
る障害支援区分における「精神症状・能力障害二軸評価」を用いて、該当する患者を対象とする。
○ 情報提供元
厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「稀少てんかんの診療指針と包括医療の研究」
研究代表者 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター 院長 臼井直敬
研究分担者 福岡山王病院 脳神経外科部長・機能脳神経外科センター長 白水洋史

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