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資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加(令和10年度適用分)について研究班から情報提供のあった疾病(個票)(第68回指定難病検討委員会において検討する疾病) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》
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は大脳萎縮、小脳萎縮、脳回異常、白質異常などを認めることがあり、経過とともに脳萎縮が進行する
症例もある。
4.遺伝学的特徴
常染色体顕性遺伝形式をとる。主に de novo のヘテロ接合性病的バリアントを認める。
(遺伝子座 17q21.2、原因遺伝子 ATP6V0A1、MIM#619970、遺伝子 MIM#192130)
36)DEE111
1.概要

DEPDC5 遺伝子異常による疾患スペクトラムには、比較的軽症の焦点てんかんや家族性焦点てんか
ん、皮質形成異常を伴うてんかんから DEE まで幅広い表現型が含まれる。DEE111 は、そのうち両アレ
ル性 DEPDC5 病的バリアントにより、乳児期早期に発症する難治性てんかん、重度の全般的発達遅
滞、筋緊張低下、著しい運動・言語発達障害を呈する DEE phenotype である。先天性大頭症と多小脳回
を伴うことが多い。
2.特徴的な臨床症状
・ 主に乳児期早期に発症する難治性てんかんを呈し、焦点発作、てんかん性スパズム、強直間代発作
など多彩な発作型を認める。てんかん重積状態を呈することもある。
・ 重度から最重度の全般的発達遅滞を呈し、粗大運動発達及び言語発達が著しく障害され、発語を獲
得しないことがある。筋緊張低下と先天性大頭症を伴うことが多い。
・ 摂食困難、視覚障害、眼奇形、先天性心疾患、好中球減少に伴う反復感染などを伴うことがある。
3.特記すべき検査所見
脳波では背景活動の徐波化や多焦点性てんかん性放電を認めることがある。頭部 MRI では両側性の
多小脳回を高頻度に認め、前頭葉、頭頂葉、シルビウス裂周囲に目立つことがある。基底核や脳梁の形
態異常、橋低形成を伴うこともある。
4.遺伝学的特徴
常染色体潜性遺伝形式をとる。両アレル性の病的バリアント(ホモ接合性又は複合ヘテロ接合性)を認め
る。DEPDC5 関連疾患の多くはヘテロ接合性病的バリアントによる常染色体顕性焦点てんかんを呈する
が、DEE111 は両アレル性病的バリアントによる重症表現型である。
(遺伝子座 22q12.2-q12.3、原因遺伝子 DEPDC5、MIM#620504、遺伝子 MIM#614191)

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