資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加(令和10年度適用分)について研究班から情報提供のあった疾病(個票)(第68回指定難病検討委員会において検討する疾病) (82 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》 |
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正確な予後は不明。ただし無治療では 10 年生存率が 60%程度と推定されている。
基本的に治癒することはなく、生涯にわたり発症すなわち突然死のリスクを伴い、心理的負担は大きい。
また心室細動・心停止蘇生後患者では ICD 植込みが勧められるが、ICD 留置による合併症の頻度も多い。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数
正確な数字は不明。約 500~600 人と推定される。
根拠:国循・滋賀医大のレジストリで CPVT と確実に診断されたケースは 300~400 例であり(2025 年時
点)、また日本循環器学会 JROAD/JROAD-DPC の登録病名(2001~2023 年)から CPVT を抽出したとこ
ろ 79 例(56 施設)であったことから 500~600 例と推定される。しかし未診断で突然死しているケース(実
数は不明)も相当数あると予想される。以上から少なくとも「患者数」としては 1,000 人を下回っていると推
定。
2.発病の機構
約6~7割の患者に原因遺伝子が同定されるが、病態の解明は不十分である。
3.効果的な治療方法
未確立(根治のための治療法はない。)
4.長期の療養
未治療の場合、半数以上が発作を起こすと考えられる。内服継続や ICD 植込みが勧められるがいずれの
治療も生涯にわたり継続が必要である。
5.診断基準
あり(日本循環器学会承認済)
6.重症度分類
研究班作成の重症度分類で1又は2を対象とする。
○ 情報提供元
「カテコラミン誘発多形性心室頻拍の早期診断と 突然死予防に関する研究班」
研究代表者 国立循環器病研究センター 臨床検査部長 相庭武司
研究分担者 埼玉医科大学国際医療センター小児心臓科 客員教授 住友直方
滋賀医科大学循環器内科 助教
加藤浩一
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