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資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加(令和10年度適用分)について研究班から情報提供のあった疾病(個票)(第68回指定難病検討委員会において検討する疾病) (83 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75704.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会 指定難病検討委員会(第68回 9/1)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite を対象とする。
1.器質的心疾患を認めず、心電図が正常な 40 歳未満の症例で、運動もしくはカテコラミン投与により、他に
原因が考えられない二方向性心室頻拍(VT)、多形性心室期外収縮(PVC)が誘発される。
2.患者(発端者)もしくはその家族(3 親等内)に CPVT に関連する遺伝子の病的バリアントを認める。
3.患者(発端者)の家族(3 親等内)に、心疾患を認めないにもかかわらず、運動により多形性 PVC、二方向
性 VT もしくは多形性 VT が誘発される。
4.器質的心疾患、冠動脈疾患を認めず、心電図が正常な 40 歳以上の症例で、運動もしくはカテコラミン投
与により、他に原因が考えられない二方向性 VT、多形性 PVC が誘発される。

<参考所見>
1.遺伝学的検査
(1)RYR2遺伝子の病原性バリアント、60~70%、常染色体顕性遺伝、1q43、 家族歴は比較的少ない
(2)CASQ2遺伝子の病原性バリアント、1%程度、常染色体潜性遺伝、1p13.1、家族歴は極めてまれ
(3)TECRL遺伝子の病原性バリアント、1%以下、常染色体潜性遺伝、4q13.1、家族歴は不明
(4)CALM1遺伝子の病原性バリアント、1%以下、常染色体顕性遺伝、14q32.11、家族歴は不明
(5)TRDN 遺伝子の病原性バリアント、1%以下、遺伝形式不明(孤発例)、6q22.31、家族歴は不明
2.鑑別診断
(1)先天性QT延長症候群
(2)不整脈原性右室心筋症
(3)血管迷走神経性失神
(4)てんかん
(5)特発性心室頻拍
<診断のカテゴリー>
Definite:1~3の1項目以上を満たすもの
Probable:4を満たすもの
不全型:2のみを満たすもの
<重症度分類>
1または2を満たすものを対象とする。
1.心停止・心室細動の蘇生後
2.不整脈性失神を認め、十分な薬物治療後も失神の再発を認める
3.不整脈性失神を認めるが、薬物治療後は無症状で経過
4.無症状だが運動負荷検査等で2方向性あるいは多形性心室頻拍を認める発端者
5.無症状の家族で非発症の遺伝子変異の保因者

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