【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (91 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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してそれは、少子化対策に寄与しないとも思っています。SRHR 女性が自分の身体に対する権利を尊重されて、経済的含めて安心して産
み育てられる環境をあらゆる面で整えて初めて効果があると言われています。つまり産む女性中心の対策です。その一つとして、性を自
分てコントロールする緊急避妊薬、アフターピルも非常に重要です。にも関わらず、緊急避妊薬の薬局販売は試験的運用から1年が経ち
ましたが、東京都では試験販売が1カ月予告なしに停止するなど、脆弱な体制と今後の見通しが見えない状況が続いています。注力する
ところを間違えると、逆に少子化対策にマイナスです。
もし、少子化対策が関係ないと言うなら、緊急避妊薬のきちんとした普及を差し置いて ED 治療薬を時短スキームで動かす理由は何です
か?合理的なことですか?
性暴力被害者が声を上げにくい性暴力に寛容な社会、要するにヘテロパトリアーキー、異性愛家父長制社会が、女性やその他マイノリテ
ィに差別的で、そのことと、本件の優先は確実に関わっていると思っています。性暴力は被害者が苦しめられるとともに、性暴力被害者
の逸失所得で得られた税収や購買力など考えると、日本の経済発展のあしも引っ張っていると言われています。要するに安心して子供を
産み育てられる経済の安定した社会にもマイナスだと言うことです。
繰り返しになりますが、優先するのは「緊急!」避妊薬、アフターピルの、女性が本当に望む形での手に取りやすさの実現です。シスヘ
テロ男性としても、今回の ED 薬を優先しているようなやり方には声を大にして抗議します。優先順位がまちがってる。
バイアグラの時と同じ、恥ずかい限りです。日本のジェンダー平等の指標の低さがここにも出ている。厚生労働省職員や裏表にいる議員
さん、専門家?あなたたちも、意識を変えないといけません。
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個人
男性による強制性交が絶えず、被害者を中傷する者もいる日本において、強制性交の被害者が身元を隠し匿名で緊急避妊ができないのに、
自分が求めた ED 治療を受ける男性の羞恥心には配慮し ED 治療薬の販売形式を変えるのはアンバランスだし不適切だと感じる
タダラフィルのスイッチ OTC 化について。勃起不全に苦しむ人への対処がなされるのはよいことだが、しかし勃起不全へのケアがなされ
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個人
るスピードに対して、緊急避妊薬を手に入れやすい状況がいっこうに作られないのは問題だ。望まない妊娠や、必要な中絶にアクセスで
きない状況は、命に関わる。同じ性にかかわる薬でもこのように不均衡があるのはどういうわけか。まず先に緊急避妊薬を身近な薬局で、
不要な他人の許諾を得なくても手に入れられる状況を作るべきだ。
タダラフィル(シアリス錠)の OTC 化に反対です。
女性用の副作用が少ないミニピルや、悪阻の薬は依然として認可されていないのに、ED 薬はものすごい速さで認可、OTC 化することに、
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個人
女性の意思は反映されず男性の意思のみが重きを置かれる不均衡を感じます。
男性の生殖能力は女性の 50 倍です。
無責任な射精をする男性のリスクはゼロなのにくらべ、
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