【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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等の有害事象が報告されているので、本剤投与の前に、心血管系障害の有無等を十分確認すること」との警告が見られ、併用禁忌薬も多
岐にわたり、
「投与に際しては、勃起不全及びその基礎疾患の診断のため、既往歴の調査や諸検査を行い、客観的な診断に基づき臨床上治
療が必要とされる患者に限定すること」と書いてあります。基本的にこの薬は ED に悩む男性が性交可能になることを目的にしており、
緊急性はありません。
一方、長々と OTC 化が検討されている緊急避妊薬レボノルゲストレルは、服用のタイミングが早ければ早いほど避妊成功率が高まるた
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め、望まない妊娠を防ぎたい女性にとってまさに「緊急」を要する薬です。WHO の必須医薬品リストにも掲載されており、非常に安全性
の高い薬であるため、WHO は日ごろから常備しておくことも勧めています。女性にとって望まない妊娠は、生命と健康に対する多大なリ
スクがかかるできごとです。薬局で購入できるように「時短」スキームで OTC 化を進めるべきなのは、この薬の方ではないでしょうか。
日本には、女性が必要とする避妊ピルを何十年も承認せずにきたのに、高齢男性が必要とするバイアグラは国内治験さえも行わずスピ
ード承認したという過去があります。この時は、あまりにもあからさまなダブルスタンダードに国内外から批判が殺到し、厚生省は慌て
て避妊ピルについても承認したものです。レボノルゲストレルを差し置いてタダラフィルを OTC 化するのは、同様のダブルスタンダード
だと思います。断固反対いたします。
タダラフィルの導入について反対です。
不整脈や心臓疾患がある人に対して死亡するような大きな副作用がある薬を医師の診断無しに手に入れる事が出来る事になるのは、いた
ずらに死を招く事態になりえると思います。勃起不全の要因は多様のようですし、慎重に診断の後服用する今の状態が良いと思っていま
す。
また気になったのですが、PDF の「勃起不全が男としてのプライドを損ねる」という旧来の「男らしさ」の価値観自体に問題がある。生
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きていればなんらかの不調や加齢、出来事で性機能が一定以下になることは性別問わずある事です。まぞここにプライドとプレッシャー
を感じさせる事自体にも勃起不全になる要因が隠れているのではないでしょうか?こういった性教育を広める前にする事でも無いと個人
的には思っています。
また
勃起不全に対してよりも緊急避妊薬の方が薬局で手早く購入できる方が広い人たちにとって有用ですし、副作用もこの薬よりも大
人しいと読みました。
早めるべき薬の順番を再考すべきです。
ED 治療薬の市販化によって強姦事件が増加する可能性がある。
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個人
夫婦間で子供ができないことに困っているなら、また不妊治療をしたいなら薬の市販化ではなく病院に行くべき、まず男性側に「ED は恥
ずかしくない」と教えてあげるのが先ではないか。
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