【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (144 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
避妊の失敗はどれだけ気をつけていても生じることがあり、地方で産婦人科が土日にやっていない場所に住んでいるので、本当に困った
経験があります。
この検討が行われていると知って、絶句しました。
どうして、これだけスピードの優先順位が違うのでしょうか?
男の痛みには敏感で、女の痛みに鈍感なこの社会だと思います。
どうか、優先順位の決め方についても議論してください。
「タダラフィル」を主成分とする治療薬の薬局の試験販売の検討は、全ての女性が緊急避妊薬にアクセスできる環境が整ってから出ない
498
個人
といけないと思います。男性は射精するだけで済むかもしれませんが、女性はもし性暴力などを受けた時に妊娠する危険性と常に隣り合
わせです。射精される場面が増える可能性があるのであれば、女性の安全を確保してから出ないといけないと思います。
意見:わたしは、ED 治験楽のスイッチ化について再検討を求めます。
理由:1点目は「OTC 化のニーズ」として挙げられていることに対し、タダラフィルの OTC 化は最適な解決策ではないと感じられるか
らです。
「ED 患者とパートナーが抱える問題」の図では勃起不全になると自尊心の低下やパートナーとの性的満足度が低下、ストレスな
どの問題が発生し夫婦間のコミュニケーションの問題が発生するとありますが、果たして夫婦間でコミュニケーションを取る方法は性行
為だけなのでしょうか。お互い言語でのコミュニケーションを取るなど、OTC 化以前の対処方法を取るべきかと思います。
ま調査結果では ED を持つ夫およびその妻が ED 治療に前向きであると示唆していますが、OTC 化を進める前に相談できる医療機関の周
知を図らないと、副作用などのリスクを理解しないまま使用してしまい、さらなる健康悪化にもつながりかねません。
499
個人
先に述べられていた「自尊心の低下」についても、そもそも「勃起不全は恥である」という価値観が「男らしさの押し付け」
「有害な男ら
しさ」に基づくものであるという認識を広めることから始めるべきではないでしょうか。
不妊治療についても、不妊治療の金銭的負担を男女共に軽減する、プレコンセプションチェックや男性向けの健康診断の周知を図るなど、
より根本的な解決策から着手すべきと考えます。
2点目は、より強く求められている緊急避妊薬の OTC 化を進めないまま、タダラフィルの「時短スキーム」でのスイッチ化を進めること
に強い違和感を持ちます。緊急避妊薬は 72 時間の間で服用せねばならないにも関わらず、手に入れるハードルが高い問題があります。パ
ブコメは 4.6 万件と多数かつ大多数が OTC 化推進を求める内容だったにも関わらず、悪用リスクなどを理由に全くと言っていいほど進ん
でいません。男性不妊の治療をやめさせたいのではなく、より包括的な目線から男女問わずにパートナーとの性行為を楽しめるようにす
べきではないでしょうか。
500
個人
タダラフィル OTC 化反対
144
277 / 282