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【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (108 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》
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今、必要としている人が、緊急避妊薬を入手できる環境づくりが急務です。
コンドームの破損などにより避妊に失敗した時、性被害に遭った時、妊娠を望んでいない女性にとって緊急避妊薬は最後の手段です。
避妊は、女性にとって健康維持のために、そして生き方を自分の意思で選ぶ ために欠かせない権利です。
薬の成分や情報などは簡単に手に入る時代になっているが、膨大な情報量の中で情報の取捨選択をし、情報源が医師など専門分野の人だ
ったとしても、自分の身体に合っているかは不明なはず。それなのに緊急性も重要性も高くない ED 治療薬をわざわざ安易に誰でも入手
出来るようにする、納得できる理由が見当たらない。
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個人

"誰でも入手できる"という事のあらゆる危険性を考え、解決策を見出したうえで OTC 化を考えているのか。あらゆる問題が起こった時
に、全ては購入者の自己責任だけでは済まされないはず。そもそも本当に病気に対して向き合い、治療したい人・治療している人は、処
方薬だろうが市販薬だろうがちゃんと医師の指導に従うだろう。
そうでない人が ED 治療薬を簡単に入手できるようになると、どういうリスクがあるのかをもっと考えた方が良い。
タダラフィルが OTC 化されると、性に関する悩みや疑問を気軽に相談できる医療機関を受診する人が減ってしまうのではないでしょう

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個人

か。特に、パートナーとの性生活に関する悩みは、専門医に相談することで、より適切な解決策が見つかる場合があります。OTC 化によ
り、自己判断で薬を使用し、かえって問題を複雑化させてしまう可能性もあります。
性的暴行などが減らない中で、ED 治療薬が薬局などで簡単に購入できるようになったら、性的パフォーマンス向上を目的として安易に使

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個人

用して被害が増加しそうで反対です。
また女性の健康に関する課題(緊急避妊薬、不妊治療、PMS 治療など)の遅れを放置した状況で、ED 治療薬が迅速に対応されるのは優
先順位が偏ってるし、男性の性行為に関する健康が優先されているようで反対です。

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個人

「薬が簡単に手に入る」という認識が広がると、ED 治療薬が性的なパフォーマンス向上のための乱用目的で使用される可能性がありま
す。このような使用方法は本来の目的を逸脱しており、薬物乱用への入り口となるリスクも考えられます。
タダラフィル製剤の OTC 化は時期早々と考える。

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個人以外

本来、副作用の程度や使用する患者の年齢層から考慮し、受診して処方を受けることが望ましい薬剤であり、入手しやすくなることによ
り、他人への譲渡に起因するトラブル増加の発生の恐れがあります。羞恥心が薄まる専門オンラインクリニックが増えれば、より安全な
薬剤給付となり、手に入れやすい環境よりも受診しやすい環境の整備が正しいあり方と考える。
ED 治療薬は、患者一人ひとりの健康状態や生活背景によって、用量調整が必要になると思います。医師による問診と検査は、心疾患や糖

408

個人

尿病などの ED 背景にある潜在的な疾患を特定する上で、重要な役割を果たしているはずです。
しかし、OTC 化により誰もが比較的簡単に薬を入手できるようになると、専門的な医学的判断を経ずに自己判断で服薬するリスクが高ま
ります。用量の誤りや、併用禁忌薬との相互作用、根本的な疾患の見逃しといった医療上の懸念が生じる可能性もあります。

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