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【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》
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御意見の理由、根拠等: まず重篤な副作用などのデメリットが確認されておらず、やらない理由がない。メリットは昨今の不妊や未婚問
題に対しての改善策になり、これは人口減少への改善にも繋がることから日本社会における緊急度重要度ともに非常に高く、それでいて
可視化されにくい喫緊の課題に対しての施策となるため、社会的な意義は定量化できないほど大きいため。
またタダラフィルは服用することで生殖機能だけでなく血流の改善や健康状態の維持など、日常的なパフォーマンスの向上が期待でき、
また重篤な ED 疾患のない男性にとっても生殖機能を大きく改善し、以って自信の回復や自己肯定感の向上などメンタルヘルスへの好影
響も大きいと思われる。
不要だと考える。
年齢制限なしな上処方箋なしで購入できるようになってしまったら服用者本人による突然死のリスクや、性犯罪に使用できるリスクが払
しょくできない。また望まない妊娠や強姦などの性被害が、性別問わず被害者が増加する可能性がある。
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また現時点でのバイアグラ処方医は ED 薬処方にあたって勃起不全の診断もなく血圧降下剤服用しているかのみ。つまり勃起不全事態が
自己申告なため、このような医療行為を医師が独占してしまうとそれに伴う救急産科などの高度医療の医師不足を招く可能性がある。現
時点での緊急性は低く、処方するなら値段は 10 万円以上にしたほうが良い。不妊治療目的なら夫婦で病院に行って処方してもらえば解決
する。OTC 化を実装させる場合、緊急避妊薬と同等の賛成数役4万 6000 台ほどの支持を得られないと厳しいように思う。緊急避妊薬の
実装が遅い今、実装スピードが不均衡なままだと支持を得られない。実装させるなら両方同等か緊急避妊薬が先と考える。
意見:タダラフィルのスイッチ OTC 化に際しては条件付きで反対(成人年齢以上 34 歳以下であれば賛成)
根拠:
・ED に悩む患者は 30 代、40 代よりも 20 代の有病率が高い*ため、20 代患者の正しい ED 治療薬へのアクセスハードルを下げることは必
要と考える
* 勃起高度スコア(EHS)での有病率は 20~24 歳(26.6%)と 50~54 歳(27.8%)でほぼ同等
一般社団法人 日本性機能学会「性機能障害の全国実態調査」
(2023)

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*一方、これにより責任能力が不足したまま安易に性交渉に至る・ED に悩まないが治療薬だけ入手する・転売する等の悪用も考えられる
ため、同時に性教育及び男性不妊治療外来の整備を進めていくことも必要と考える。
・ED 治療薬で性交渉が可能になった場合、ED に悩む男性のおよそ8割*1が 35 歳以上の男性となるが、高齢化に従い出生児の先天異常
のリスクは有意に上昇*2する。男性が 40 代など高齢で子供を持つことは、その子供の神経発達障害や精神疾患のリスクが高まることに
つながる。
これは、ひいては子どもの世話のために親の就労形態の変更に伴う金銭負担の増加等、親の QOL・子どもの QOL の低下に繋がると考え

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