多くの人達に絶望を与えないでください。賢明なご判断をよろしくお願いいたします。
タダラフィル含有の ED 治療薬の OTC 化について
タダラフィル含有の ED 治療薬の OTC 化に強く反対します。以下理由を述べます。
まず不妊治療の一環としての使用ならば、OTC 化よりも該当診療科にての処方が適切です。
「OTC としてのニーズ」として ED とその治療への認識・理解不足があげられていますが、それならば必要なのは診療・治療（心理的ア
プローチ含む）へのスムーズなアクセスと理解の周知徹底・正確な性教育であり、場当たり的物理的に勃起を可能にすることではありま
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せん。
加えて、併用禁忌がありその影響が甚大である事を重く見ねばなりません。併用薬によっては死亡の危険もある成分／薬品をお手軽に入
手可能にする必要が見出せません。例えば緊急避妊薬と比べれば危険度は格段に大きく緊急度ははるかに低い薬であるのに、時短スキー
ムで OTC 化するなど拙速そのものです。
また、薬局店頭での短い応答では、購入希望者の知識・認識の程度や悪用の可能性などを見極めるのも困難です。
ED 治療薬を利用しての加害や、不十分な知識による死者が出てからの後手の対策では事態は取り返しがつきません。
OTC 化に強く反対します。
意見
医療用医薬品であるシアリス錠の添付文書において、2024 年 11 月現在、併用禁忌及び併用注意に記載されている薬は OTC 薬では併用禁
忌とし、高血圧、低血圧、慢性心疾患にて医師の治療を受けている人の使用禁止、50 歳以上の使用禁止など、禁忌要件を医療用医薬品よ
りも厳しく設定してください。
マイナ保険証を用いた購入者の併用薬及び年齢の確認を必須事項として含む、所定の手順に従った薬剤師によるチェック及び薬局におけ
る販売記録の保存を販売要件としてください。

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オンラインでの販売は当面禁止して、
「購入時は夫婦で薬剤師に対面して購入すること。薬剤師は夫婦の身分証明書を確認し、記録するこ
と」という販売条件を課してはいかがでしょうか。ご検討ください。
原則として、購入前に、認可された泌尿器科医による診療を受けた上で、医師から許可を受けた人のみ購入できるものとしていただきた
いと存じます。医師が許可した記録は、厚労省が監査できる仕組みにしてください。ただし、一度医師からの許可を受ければ、受診後６
か月から 12 か月程度に亘って購入できるものとしてもよいと思います。
もし、泌尿器科医への事前受診を不要とするならば、当該 OTC 薬を販売できる薬剤師に条件を課し、タダラフィルの心血管系への影響
や、アルコールや血管拡張作用を有する薬（ケイヒを含む漢方薬等）との同時服用を避ける等の注意点や、販売要件等を熟知している旨
の試験に合格し、厚労省またはその委託機関から認定を受けた薬剤師のみに販売を許可する仕組みとしてください。なお、そのような仕

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