【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (27 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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男性の生殖機能を支援する方向だけに、異常に偏って反応が早い気色悪さは女性たちに、結婚出産育児どころか恋愛さえも遠のかせます。
35 歳以降の男性の精子は老化しています。老化した精子は迷惑ですしそもそも必要とされていません。老化した精子を持った中年以降の
おじさんたちの勃起を助けても少子化にはつながりません。老化した精子を持った性器が元気なだけの中年・壮年おじさんは余計に女性
から嫌われ、女性はますます子どもを欲しくなくなり少子化へ拍車を掛けます。男の性器が元気なだけでは意味がありません。むしろ迷
惑です。
中年以降のおじさん・おじいさんの勃起を助けるよりも、無痛分娩や中絶薬・つわりを抑える薬など、子どもを産む女性の身体をいたわ
る方向で一生懸命考えてもらえませんか…おじさんのおじさんのためのおじさんの性欲を支える加齢臭のする政治はもうやめてくださ
い。加齢臭は精子が老化したサインです。
性犯罪者を増やすようなタダラフィルを認可する前に緊急避妊薬を普及することが必要です。高齢者の性犯罪が増えているため、性犯罪
者がより増えるような薬が認可されるようなことがあれば、人間性に悖る悪逆非道だと思います。子供を増やしたいのであれば、高齢者
ではなく未来がある若者にこそ必要な薬を先に普及してください。今の日本は若いうちに妊娠したら人生の失敗とされ、子供を安心して
育てられない環境しかありません。性犯罪者が悪用する恐れがある薬が、緊急避妊薬よりも先に流通するような社会であって欲しくあり
ません。
以下「老年精神医学雑誌,16(11):1274-1280,2006」より。
わが国における性犯罪検挙人員は,この 30 年間にほぼ半減しているが,この間に検挙人員中に高齢者(60 歳以上を対象)の占める比率
110
個人
は約6倍に増加している.高齢(65 歳以上)の性犯罪検挙人員は,この 15 年間で急増しており,強制わいせつではその数は 18 倍にも及
んでいる.犯罪統計の分析によれば,高齢者による性犯罪には次のような特徴がある.すなわち,単独で,年少者を対象とし,日中に犯
行に及ぶことが多い.被害対象は罪種により異なる傾向があり,強姦では知人が対象とされることが多いが,強制わいせつや略取・誘拐
では無関係の子どもが対象とされる比率が高くなる.いずれの場合でも凶器使用率は低く,被害者を巧みにコントロールする場合が多い.
高齢になって突発的に犯行に及ぶ性犯罪者においては,若年の性犯罪者の場合と異なり,精神障害の発症がかかわる場合が多く,また,
男性性の喪失を代償しようとする心理力動が重要な役割を果たす場合もあるが,いずれにせよ,精神医学的治療が比較的有効である.こ
れに対し,子どもに性的虐待を繰り返すような事例においては,むしろ若年の性犯罪者と共通するところが多く,精神疾患の罹患率は低
く,巧妙な犯行の態様が露見を遅らせる役割を果たしている場合が多い.高齢者において,比較的高い頻度でみられる犯罪として,欧米
諸国では古くから,強制わいせつ等性犯罪の問題があげられていた.わが国においては従来みられなかったことであるが,近年の動向は,
わが国においても欧米諸国と同様の現象が起こりつつあることをうかがわせる.とくに,高齢者によって密かに繰り返される性的虐待に
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