生活の満足度や自尊心の前に、悪用されない制度作りをしましょう。見切り発車はおすすめしませんし、社会的な問題が起こらないよう
安全が第一だと思います。
勃起不全の薬など今すべきことではありません。
・タダラフィルのスイッチ OTC 化について反対する。
・以下の理由から、タダラフィルのスイッチ OTC 化は不必要である。
・資料では、
「
『ED であることは男性として不完全・障害・恥』という認知が社会に広くある」
「ED に罹患した多くの男性は、ED によっ
て自尊心の大きな低下を感じている」と述べられているが、個人で自分の症状について適切な判断ができるとは限らない。ED は病院を受
診することで医師から適切な指導を受けるべきものだと考える。
・そもそも ED 治療薬であるタダラフィルの処方が恥ずかしさを理由に受診がいらなくなるのであれば、なぜ緊急避妊薬のスイッチ OTC
化がされないのか。緊急避妊薬が必要な女性は性被害に遭った場合も多く、そのような心身ともに傷ついた状態で他人である医師の診療
を受けるのは尊厳の喪失に繋がる。
・よって、タダラフィルのスイッチ OTC 化の理由として「恥ずかしいから」というのは適切ではなく、この案件は認められるべきではな
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い。
・また、緊急避妊薬は、欧米に比べて日本での性教育が遅れていることを理由にスイッチ OTC 化がされなかったのだから、ED 治療薬の
成分であるタダラフィルも同様に考えるのが妥当ではないのか。
・資料中では夫婦間のコミュニケーション改善や、家庭内の雰囲気悪化防止による DV 対策も理由として挙げられていたが、ではその「コ
ミュニケーションを目的とした、妊娠を望まない性交渉」で避妊に失敗した場合はどうするのか。いかに早く服用するかが重要である緊
急避妊薬は、わざわざ時間をかけて医療機関を受診しなければ手に入らず、女性だけが被害を被ることになる。
・このタダラフィルのスイッチ OTC 化検討では、男性側の尊厳や気持ちだけが考えられていて、その後の女性側が抱えうる問題について
全く考えられていない。
・現在のような、避妊に失敗した場合の対策が不十分な状況下でこの案件を推し進めるのは、あまりにも無責任だ。
・もしタダラフィルのスイッチ OTC 化が認められるのであれば、それよりも緊急避妊薬のスイッチ OTC 化が優先されるべきである。
意見：
タダラフィルの OTC 化には賛成の立場です。一方で、ED 治療薬に比べて服用の必要性が生じてからの緊急性が極めて高いはずの緊急避

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妊薬へのアクセスについては、非常に取組みのスピードが遅く、アンバランスさを感じざるをえません。妊娠を後押しする方向の施策と
同時に、避妊・中絶の権利に関わる施策（緊急避妊薬へのアクセス性大幅改善および中絶における配偶者同意の撤廃）も、今回のスイッ
チ OTC 化と同等のスピード感・熱量を持って国には取り組んで頂きたいです。

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