【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (147 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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「男らしさ」や「夫婦は子どもを持つもの」という固定観念であったり、悩みを打ち明けて心理的ケアが受けられるような体制が整って
いないなど、原因は複合的であり、それらを一体的に解決する必要があるのではないでしょうか。
・性暴力に悪用される懸念について、なにも検討されていないのが気になります。
緊急避妊薬へのアクセスが十分でないなか、ED 治療薬の OTC 化が先に始まるというのは順番が違うのではないでしょうか
タダラフィルの悪用濫用、性暴力での使用を防止するため、以下を求める
・医師の勃起不全の診断履歴と、医療機関での処方歴がある人、性犯罪。性犯罪で訴えられた経歴のない人のみを販売対象とすること
・勃起力と男性性や自尊心は一切関係ないことの理解を進めるため、年齢問わず男性への性教育を徹底すべき。それができないうちに ED
治療薬を薬局で売るべきではない。それについて、どれだけの性教育がされているか、他国でのスティグマ解消施策はどうか、十分調査
の上、日本でできる施策を考え、実施してはじめて、薬局販売実現を検討すべき。まずは国内外の現状調査を必須にすべき。
・緊急避妊薬さえ薬局でまだほぼ入手不可能な日本で ED 治療薬は薬局で売られるなら、それが絶対に不妊治療もしくはコミュニケーシ
ョン向上のため以外の目的で使われることのないように、妻・パートナーなど、性行為をする女性が、男性が ED 治療薬を使うことへの
同意を必須とすべき。男性が配偶者を持ち、性行為の相手が不倫相手や性産業で働く女性などの場合は、配偶者と性的相手となる女性両
方から ED 使用についての同意書を必須とする。配偶者がいる場合は、その薬を使用した性行為の相手がだれであっても、妻同伴を必須
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とすること。
・社会の理解も不十分で安易な使用が見込まれる。社会の中で十分な理解が浸透し、検討委員全員が納得できるまで議論を続けるべき。
早急な結論付けをすべきではない。
・不妊治療や同意のある相手とのコミュニケーション向上以外の目的で使われることを確実に防ぐために、十分な訓練を特別に受けた薬
剤師による薬局での確実な問診、身分証提出が必要。不同意性交など、不妊治療以外の性行為に使われた場合、国や薬剤師はどう責任取
るのでしょうか?事前にそこまではっきりさせるべきです。
・緊急避妊薬以上に禁忌も多く、悪用や安易の可用性も高い。すべての委員が十分と思えるまで、極めて限定的な試験的販売をすべき。
・実際に ED 治療薬は性暴力に使われている。国はどう防ぐのか?
検討委員全員がこの記事を読んだうえで、検討すべき。
17 歳で先生からの性暴力に苦しんだ私が思い出す「バイアグラ服用後」の悪夢
https://gendai.media/articles/-/142529
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ED による困難さは治療薬によって根本的には無くならない。
そして緊急度の観点では緊急避妊薬には及ばない。
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