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【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (134 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》
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現行では男性側の不妊治療は年齢制限がない。
献血でさえ年齢制限がある行為であるが、生殖において男性のみ年齢制限が課されていないのは合理的ではない。精子も老化劣化し自閉
症スペクトラムや流産の原因になるという研究結果も出ている。
不妊を理由に OTC 化するのであれば、「高齢者」と購入者の年齢制限を科すべきであり、不妊という重要な治療であるため不妊クリニッ
クを配偶者と共に受診するほうが適切である。
禁忌事項に「高齢者」とあるが、定義が変更される可能性があるため、現在の定義 65 歳と年齢の記載をすべきである。
>子どもに悪影響が及ぶ可能性が考えられる。
実際に勃起不全薬を悪用し、教員から生徒への性加害事案が発生している。
17 歳で教師の性暴力
https://gendai.media/articles/-/142530?imp=0
現状、OTC 化による入手のしやすさは悪用のしやすさに直結している。
上記のように子どもへの加害を促進する側面について何も対策が練られていない。
また、ED によって夫婦間のコミュニケーションに問題が起き、子どもに悪影響を及ぼすほどの重大な疾患であれば、クリニックを受診し
医師の判断の下適切に治療すべきである。少なくとも手軽に薬店で購入できるようになるよりは、クリニック処方の方が悪用のハードル
は高く予防の意義がある。
>受診を阻害する要因はいずれの年齢層でも「恥ずかしい」が最も多く、羞恥心による低受診率が示された
ED によって男性自身の尊厳が確保されないほど重大な疾患であればクリニックを受診し医師の判断の下適切に治療すべきである。
羞恥心に寄り添う姿勢は必要ではあるが、本邦の性加害の多さや検挙されても無罪判決が出されたり、元検事正も性加害を行い無罪を主
張しているのが本邦の現状である。
大阪元検事正 北川健太郎による性加害と無罪主張
https://www.sanyonews.jp/article/1635227
また悪用されるケースも散見される。
風俗利用時に近くのクリニックで服用しているケースが SNS などで散見される。
クリニックでの処方ですら悪用されている状態であるのに、薬店で取り扱いできるようになった場合、悪用の件数は現在の比ではなくな
るのは想像に難くない。
薬を悪用し性加害をしても適切に裁かれない現状での OTC 化は大変危険である。
羞恥心を減らすために ED 治療は恥ずかしくない、と社会的に周知する必要がある。自分自身の体と向き合い治療する行為の一つである

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