【資料2-6】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (129 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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一方で本薬剤は性犯罪・性暴力でも用いられる可能性のある薬剤であるが、その被害者である女性が早急に服用したいと考える緊急避妊
薬は未だ OTC 化されていない。時間的制約を受けず、専門医がいない地方居住者が正しい情報にアクセスし、緊急避妊薬を入手できる状
況にない今の日本の状況は由々しき状況である。タダラフィルの「OTC 化された際の使われ方」に記載のある全ての文言は緊急避妊薬に
関わる状況に全て当てはまる事項であり、本薬剤のみが OTC 化され、緊急避妊薬は未だに OTC 化されていない状況は不可解としか言い
ようがない。
OTC 化をする薬剤は、薬剤特性上の安全性・有効性が確認されているだけでなく、
「安心して」使える社会規範が整っているときに認めら
れるべきと考える。女性の健康と権利を保障され、想定されていない妊娠リスクが生じた際に必要な緊急避妊薬へのアクセスが改善され
ない限り、
「安心して」タダラフィルを用いることは決してできず、OTC 化を判断する時ではない。
沢山意見があり、まとまりがない文章になってしまうことをご了承ください。
ED 患者が抱える問題に、ED であることの社会のマイナスな認知があることが挙げられています。これは人権の尊重に関わることだと感
じました。社会の認識を変えるには、とても時間がかかると思いますが、世界基準の包括的性教育を幼少期から行う必要があり、大人も
学びなおす必要があると思います。男性も女性も自分の体がどのように機能して生理が起こったり、勃起・射精したり、妊娠したりを科
学的に学ぶ機会がとても少ないです。特に男性は性教育が女性よりも乏しい状況だと思います。
勃起(副交感神経優位)
・射精(交感神経優位)はそれぞれ働く神経が異なります。必要に応じて体がバランスをとりながら、勃起・射精
という機能が働いています。
勃起至上主義のような先入観が男性にあるのだとすれば、それはどこからそのように思うようになったのでしょうか。きちんとした性教
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個人
育がされず性行為を多くの人が AV から学んでいる結果ではないでしょうか。でも、この体の働き方を知ったら、とても繊細なこと行っ
ているのだと自分の体をまず大切に想うのではないでしょうか。
また、
「問題を解決したいが、どこで情報を得たらよいのか分からない」という意見も多いと書かれていました。まずは正しい情報を自分
でアクセスできる情報提供先を充実させる必要があると感じました。薬を使用すれば副作用もあるはずです。そんなときのアクセス先が
結局なければ不安は大きくなると思います。
高い年齢になるほど、性行為が減少している原因として ED が挙げられています。ED はたくさんある原因の中の一つだと思っています
が、パートナーも同様に高齢である場合、特に女性は高齢になってからも性行為をしたいと思っている方の割合はかなり少ないです。共
通行動がないというのも、高齢になったからそうなっているのではなく、今までの長い夫婦生活の中できちんとコミュニケーションを取
り合ってこなかった結果であると私は感じます。夫婦になった時から、相手を思いやる性生活が出来ていれば高齢になったとしても、挿
入にこだわらない触れ合いでお互い満足できる生活を送れることは幸せなことではないかと思います。
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