【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
17
英文等
27
和文
23
英文等
国内
1
99
国際
8
出願
0
取得
0
施策に
普及・
反映
啓発
5
39
5.研究成果の評価
必要性
85 歳 以 上 の 高 齢 者 の 増 加 や 生 産 年 齢 を 含 め た 人 口 の 減 少 や 医 療 ニ ー
の観点
ズの多様化・高度化により、医療を取り巻く環境が大きく変化してい
から
る中、豊かで安心できる国民生活を実現するため、様々な医療行政の
推進に当たっての課題を解決する必要がある。本研究事業では、患者
の状態に応じた適切な医療を地域において効果的かつ効率的に提供で
きる医療提供体制の構築に資する研究が実施されており、必要性が高
い。
効率性
医療行政における喫緊の課題に柔軟に対応するため、研究期間は原
の観点
則2年以下とした。また評価委員の意見等を適切に研究へ反映させる
から
ため、研究班会議への担当官の参加などを通じ、定期的な進捗管理が
行われた。さらに行政ニーズを踏まえて、今後重要な政策課題に関す
る検討会の基礎資料として活用すること等を前提にして研究課題を設
定し、効率的に施策に反映された。
有効性
多くの研究課題の成果が行政施策に反映されている。具体的には、
の観点
医療計画の策定に関して必要な指標例や医療安全の推進に必要な基礎
から
資料等の作成に活用されており、有効性が高い。
6.改善すべき点及び今後の課題
本研究事業では、政策上の課題を解決するため、これまで多くの調査や検証
が実施されてきた。今後も、過去の研究成果や、同一研究課題においてすでに
得られた研究成果を踏まえた上で、研究を遂行するべきである。また、成果が
不十分とされた点もあることを踏まえ、政策に活用していく必要がある。
例 え ば 、 「 HL7 FHIR を 用 い た 汎 用 性 の 高 い 情 報 利 活 用 の 方 法 絵 論 の 確 立 と 実
装に向けた課題整理と対応策の検討に関する研究」(令和6年度)について
は、令和6年度には利活用する対象情報を絞ることが進まなかったが、医療現
場等におけるニーズが高い研究内容であること等を踏まえ、今後はより具体的
な情報を絞った上で仕組みの提案までに繋げていくことが望ましい。
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