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【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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等を行い、障害者の就労支援の現場等において成果物を有効に活用できるよう
普及啓発のためのセミナーを実施した。
○「精神科医療機関における包括的支援マネジメントの普及に向けた精神保健医
療福祉に関わるサービスの提供体制構築に資する研究」
( 令 和 4 ~ 6 年 度 )で は 、
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進に向けて重要とされる
包括的支援マネジメントに関する実態把握や効果検証等を行い、令和 6 年度診
療報酬改定のための基礎資料として成果が活用された。
○ 「 「 筋 痛 性 脳 脊 髄 炎 /慢 性 疲 労 症 候 群 」( ME/CFS) の 実 態 調 査 お よ び 客 観 的 診 断
法 の 確 立 に 関 す る 研 究 」 ( 令 和 4 ~ 6 年 度 ) で は 、 筋 痛 性 脳 脊 髄 炎 /慢 性 疲 労
症 候 群 ( ME/CFS) に つ い て 、 国 内 の 全 脳 神 経 内 科 専 門 医 を 対 象 と す る 実 態 調
査 、 バ イ オ マ ー カ ー の 探 索 等 を 行 い 、 ME/CFS の 将 来 的 な 免 疫 病 態 解 明 に 有 用 な
知見が得られた。


目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例

「医療現場における対面および遠隔での手話通訳を介したコミュニケーション
時に生ずる意思疎通不全要因の研究」(令和4~6年度)において、意思疎通支
援 の た め の Web ア プ リ 開 発 を 行 い 、 全 体 と し て は 十 分 な 成 果 を 得 た が 、 普 及 に は
課題が残る結果となった。
(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文

54

英文等

96

和文

90

英文等



国内

219

国際

39

出願



取得



施策に

普及・

反映

啓発

15

35

5.研究成果の評価
必要性

身体・知的・感覚器等障害分野において、令和5年度に引き続き療

の観点

育 手 帳 判 定 ツ ー ル ( ABIT-CV) の 開 発 及 び 標 準 化 を 進 め 、 こ の 判 定 ツ ー

から

ルを含めた研究成果について社会保障審議会障害者部会へ報告し、今
後、判定ツールの実装を想定した制度化に向けた議論が進められるこ
ととなったことに加え、精神・障害分野では、エビデンスに基づく具
体的かつ実現可能な政策提言に向けた調査が効率的に行われ、精神障
害にも対応した地域包括ケアシステムの構築及び多様な精神疾患等に
対応できる医療連携体制の構築に資する成果が得られており、行政的
に必要性の高い研究が実施された。

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