【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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年 3 月 に 発 出 し た 。今 後 、本 ガ イ ド の 普 及・啓 発 に 努 め る こ と で 、地 域 全 体 の 感
染対策のレベルの向上に寄与することが期待される。
〇「急性弛緩性麻痺等の神経疾患に関する網羅的病原体検索を含めた原因及び病
態 の 究 明 、治 療 法 の 確 立 に 資 す る 臨 床 疫 学 研 究 」( 令 和 4 ~ 6 年 度 )で は 、急 性
脳 炎・脳 症・急 性 弛 緩 性 麻 痺 の 診 断 の 質 向 上 の た め 、こ れ ま で 関 連 が 指 摘 さ れ て
い る エ ン テ ロ ウ イ ル ス D68 (EV-D68)や エ ン テ ロ ウ イ ル ス A71 (EV-A71)等 を 含 め
た 網 羅 的 病 原 体 検 索 を 実 施 し 、こ れ ら の 疾 患 の 原 因 を 分 子 疫 学 的・免 疫 学 的・微
生物学的視点から明らかにし、「急性弛緩性麻痺を認める疾患のサーベイラン
ス ・ 診 断 ・ 検 査 ・ 治 療 に 関 す る 手 引 き 」 (第 3 版 ) が 更 新 さ れ た 。
②
目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例
該当なし
(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
41
英文等
248
和文
67
英文等
24
国内
259
国際
24
出願
0
取得
1
施策に
普及・
反映
啓発
13
17
5.研究成果の評価
必要性
新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症 の 対 応 を 踏 ま え 、次 の 感 染 症 危 機 に 備 え る
の観点
ために戦略的な取組を推進するべく公衆衛生危機体制の強化に係る政
から
策研究につい て抜本的 強化を行う必 要がある 。また、新興・再興感 染 症
の み な ら ず 、新 型 コ ロ ナ 対 策 に よ り 一 時 的 に 発 生 が 抑 制 さ れ て い た 感 染
症 の 脅 威 か ら 国 民 の 健 康 や 生 活 を 守 る た め 、行 政・国 民 ニ ー ズ に 即 し た
ワクチンを含む感染症関連研究の一層の推進が必要である。
効率性
感染症危機管理事案発生時のみならず平時から感染症の発生に備え
の観点
た体制を構築 できるよ う、検討すべき 課題を 抽出した。また、適切 な研
から
究課題の設定、最適な研究者の選考、公正な研究費の配分、プログラム
オ フ ィ サ ー( PO)に よ る 定 期 的 な 進 捗 管 理 の 導 入 等 を 行 う こ と で 事 業 全
体の効率的な推進を図った。
有効性
感染症に係る国民の関心が高まる中、重点感染症や生物テロを想定
の観点
し た 感 染 症 危 機 管 理 能 力 の 強 化 や 、 性 感 染 症 、 AMR、 人 畜 共 通 感 染 症 、
から
予防接種等に関して、行政施策に直結する成果を多く産出しているこ
とから、社会的な貢献が大きいものと評価でき、有効性は高い。
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