【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
分野名
研究事業名
主管部局(課
「疾病・障害対策分野」
がん政策研究事業
健康・生活衛生局 がん・疾病対策課
室)
関係部局
なし
2.研究事業の予算、課題採択の状況
予算額(単位:千円)
申請件数(件)
採択件数(件)
令和4年度
610,842
56
50
令和5年度
610,842
74
51
令和6年度
610,842
68
58
3.研究事業の目的
「 第 4 期 が ん 対 策 推 進 基 本 計 画 」 及 び 「 が ん 研 究 10 か 年 戦 略 ( 第 5 次 ) 」 を
踏まえ、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」の観点に立ち、患
者・社会と協働するがん研究を念頭において、がん対策に関するさまざまな政
策的課題を解決する研究、各分野の取組やがん対策全体の評価に資する研究 を
推進する。
4.研究成果及び政策等への活用状況
(1)概要
①
目的とする成果が十分に得られた事例
〇「ゲノム情報に応じたがん予防に係る指針の策定と遺伝性腫瘍に関する医療・
社会体制の整備および国民の理解と参画に関する研究」(令和5~7年度)で
は、遺伝性腫瘍について、患者及び未発症血縁者に対する医療(診断、治療、
遺伝カウンセリング、臓器横断的サーベイランス)の標準化に向けて、エビデ
ンスを整理し、医療機関の連携体制の構築を推進している。遺伝性腫瘍多遺伝
子パネル検査等においてみられる遺伝性腫瘍に関する病的バリアントについ
て、開示推奨度や対応方針をまとめ、診断、治療等、診療を標準化するための
指 針 が 「 遺 伝 性 腫 瘍 症 候 群 に 関 す る 多 遺 伝 子 パ ネ ル 検 査 ( MGPT) の 手 引 き 2025
年版」としてまとめられ、令和6年度に公表された。遺伝学的検査を臨床現場
に広く導入するために今後活用される予定である。
〇「アピアランスケアに関する相談支援・情報提供体制の構築に向けた研究」
(令和5~7年度)では、「アピアランス支援モデル事業」と連携し、モデル
35