【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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課室の職員が出席し、必要な指摘を行うほか、研究班相互の意見交換を
促進するなど、研究の方向性を適宜調整しつつ進捗管理が行われた。
有効性
研究成果は、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律、毒劇
の観点
法、有害物質を含有する家庭用品に関する法律等の各施策への活用のみ
から
ならず、国際的な試験法ガイドライン等の策定に直結するなど、国際貢
献にも大きく資するものである。
6.改善すべき点及び今後の課題
本研究事業の「必要性」、「効率性」、「有効性」は上記の通り極めて高く、
優れた研究事業である。今後さらによりよい事業とするため、以下の点に留意し
て実施すべきである。
・将 来 の 化 学 物 質 の 有 害 性 評 価 を 担 う 若 手 研 究 者 の 育 成 も 念 頭 に 置 く こ と が 必 要
で あ り 、若 手 研 究 者 の 優 先 的 な 活 用 な ど 新 た な 取 り 組 み も 検 討 し て い く こ と が
望ましい。
・化学物質に関する各種施策に活用される研究成果が得られるような研究を一
層推進していくために、事前・中間・事後評価による意見を踏まえ、場合に
よっては研究の継続可否の判断等を行ってメリハリのある研究推進ができる
体制を検討することが必要である。
<参考>
令和6年度に実施した研究の成果又は政策への活用の例
○「家庭 用品中有 害物 質の試験法及 び規制基 準設定に関す る研究 」(令和5 ~7
年度)
クレオソート油を含有する家庭用の木材防腐剤及び木材防虫剤、並びにクレオ
ソート油及びその混合物で処理された家庭用の防腐木材及び防虫木材中有害物
質の改正試験法の概要
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