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【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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経 治 療 学 会 、日 本 精 神 神 経 学 会 、日 本 認 知 症 学 会 、日 本 老 年 医 学 会 、日 本 老 年 精 神
医 学 会 )で の 査 読 監 修 を 受 け た も の で あ り 、新 ガ イ ド ラ イ ン の 整 備 に よ り 、複 数 の
抗 ア ミ ロ イ ド β 抗 体 薬 が 上 市 さ れ 、 BPSD の ア ジ テ ー シ ョ ン に 対 し て 初 め て の 保 険
適用薬が登場した新しい認知症医療の現況に対応可能となった。
今 後 、厚 生 労 働 省 や 日 本 認 知 症 学 会 な ど の 認 知 症 関 連 学 会 の HP に ガ イ ド ラ イ ン
のリンクを貼ることとして、広く認知症の診療に関係するスタッフへの周知をは
か る 予 定 で あ る 。本 研 究 成 果 に よ り 、ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 新 し い 治 療 薬 の 登 場 に 伴
う 新 た な 診 療 体 制 に つ い て 、安 全 性 の 確 保・質 の 向 上 、均 霑 化 を 図 る こ と に つ な が
り、我が国の認知症医療の質の向上に資するものである。
2.ドラッグ・ロスの実態調査と解決手段の構築(令和6年度)
欧米等の海外諸国では薬事承認されているものの、国内では薬事承認申請に向
けた開発がされていない(ドラッグ・ロス)医薬品について、学会等への調査及
び海外における使用状況等に基づいて当該医薬品の開発優先順位を決定し、厚生
労働省からプレスリリースにより報道機関等に周知した。また、「開発の必要性
が特に高い」とされたグループ A の医薬品について、医療上の必要性の高い未承
認薬・適応外薬検討会議における評価に必要な情報の整理を行い、要望書及び評
価書案を作成した。
厚生労働省では、この整理結果を踏まえ、ドラッグ・ロスの更なる解消に向け
て 、 グ ル ー プ A 品 目 に つ い て 、 第 63 回 医 療 上 の 必 要 性 の 高 い 未 承 認 薬 ・ 適 応 外
薬検討会議(令和7年5月9日開催)において評価を行った。医療上の必要性が
高いと評価された品目については、国内企業への開発要請等を行い、現在生じて
いるドラッグ・ロスの解消につなげられることになるため、意義は非常に高い。


目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例

該当なし。
(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文
25

英文等
18

和文
18

英文等


国内
81

国際
16

出願


取得


施策に

普及・

反映

啓発

11

13

5.研究成果の評価
必要性

本研究事業の目的にしたがって、国民の生活を脅かす突発的な問題

の観点

や社会的要請の強い諸問題を解決するための研究課題を数多く実施

から

し、新たな科学的基盤を得るとともに、成果を短期間で集約し、行政

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