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【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文


英文等


和文


英文等

国内





国際


出願


取得


施策に

普及・

反映

啓発





5.研究成果の評価
必要性
の観点
から

厚 生 労 働 分 野 に 係 る 健 康 ・ 医 療 関 連 に 特 化 し た 具 体 的 な ELSI は 多 く
存在し、課題の抽出、解決に向けた研究が求められている。
医 療 情 報 の デ ジ タ ル 化 及 び デ ジ タ ル デ ー タ ( 病 理 画 像 、 CT・ MRI 画
像 、 手 術 動 画 、 ゲ ノ ム デ ー タ 等 ) に つ い て は 、 AI 研 究 開 発 等 へ の 利 活
用 の 促 進 が 肝 要 で あ り 、 デ ジ タ ル デ ー タ の AI 研 究 開 発 等 へ の 利 活 用 に
係 る ELSI の 抽 出 、 国 際 的 な 動 向 も 踏 ま え た 対 応 策 の 検 討 が 必 要 で あ
る。
ゲノム分野については、国民が安心してゲノム医療を受けられるた
めに回避すべき社会的不利益に対する対応策に関する検討結果や指針
の提案等が期待される。
し た が っ て 、 ゲ ノ ム 医 療 、 ICT、 AI を は じ め と す る 科 学 技 術 の 開 発 と
こ れ ら の 科 学 技 術 が も た ら す ELSI の 影 響 を リ ア ル タ イ ム で 検 討 す る 本
研究事業を並行して実施していくことは、最先端の科学技術の社会実
装とより一層のイノベーションの推進に必要であるため、本研究は高
く評価することができる。

効率性

研究の進捗状況を評価する中間評価委員会の評価を研究者へフィー

の観点

ドバックすることで、効率的な研究事業の継続実施を図った。外部有

から

識者から構成される評価委員会で研究評価を行うことで、効率的な研
究 を 推 進 し た 。 ま た 、 多 岐 に わ た る 科 学 技 術 の も た ら す ELSI の 中 か
ら 、 ゲ ノ ム 解 析 や AI 技 術 に 対 し て 焦 点 を 当 て つ つ 、 生 命 科 学 ・ 医 学 系
研 究 全 体 に 共 通 す る ELSI に 関 す る 研 究 も 推 進 し 、 研 究 成 果 の 効 率 的 な
波及に努めた。加えて、厚生労働省内の保健医療関連部署へのニーズ
聴取等により、各種先端的な研究の進捗状況の把握と同時並行で研究
を実施することで、新たな科学技術の社会実装を効率的に進めた。

有効性

人文社会科学及び自然科学の様々な分野の視点から具体的な課題の

の観点

抽出やその重要度等の評価に関する調査研究を行い、科学的根拠に基

から

づく社会的便益、社会的コスト、意図せざる利用等を予測することか
ら、利害調整を含めた政策の検討に資する成果が得られた。また、国

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