【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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への肝炎授業のあり方を中心とした議論をおこなった。
〇「 様 々 な 状 況 で の 肝 炎 ウ イ ル ス 感 染 予 防・重 症 化・再 活 性 化 予 防 の 方 策 に 資 す る
研 究 」 ( 令 和 6 ~ 8 年 度 ) に お い て 、 歯 科 医 療 従 事 者 を 対 象 と し た e-learning
教 材 案 を 作 成 し 、 今 後 公 開 予 定 で あ る 。 ま た 2016 年 の B 型 肝 炎 ワ ク チ ン 定 期 接
種導入後に生まれた小児を対象とした疫学調査を継続し、献血者を対象とした
ワ ク チ ン エ ス ケ ー プ 変 異 株 の 実 態 に つ き 明 ら か に し た 。ま た 、国 立 病 院 機 構 肝 疾
患 ネ ッ ト ワ ー ク を 利 用 し た 肝 炎 の 発 生 動 向 調 査 に て 、B 型・C 型 急 性 肝 炎 の 発 生
数は減少傾向にあることを示した。
②
目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例
該当なし
(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
2
英文等
99
和文
10
英文等
0
国内
48
国際
17
出願
0
取得
0
施策に
普及・
反映
啓発
1
0
5.研究成果の評価
必要性
平 成 22 年 1 月 に 肝 炎 対 策 基 本 法 が 施 行 さ れ 、 同 法 に 基 づ い て 平 成 23
の観点
年 5 月 に 告 示 さ れ た 肝 炎 対 策 の 推 進 に 関 す る 基 本 的 な 指 針 は 平 成 28 年
から
6 月 お よ び 令 和 4 年 3 月 に 改 正 さ れ て お り 、肝 炎 対 策 を 総 合 的 に 推 進 す
るための基盤となる行政的な課題を解決するための研究についても進
め る 必 要 が あ る 。ま た 、平 成 24 年 度 を 初 年 度 と し て 取 り ま と め ら れ 、平
成 28 年 12 月 に 中 間 見 直 し が 行 わ れ た 肝 炎 研 究 10 カ 年 戦 略 は 、 令 和 4
年5月に肝炎研究推進戦略として新たに策定され、肝炎に関する疫学・
行政研究を含め総合的に研究を推進することが盛り込まれているため、
継続的な研究が必要である。
肝炎研究推進戦略を踏まえ、令和6年度に得られた研究成果により、
肝炎ウイルス感染者の受検・受診・受療がさらに促進され、健康寿命の
延 伸 に つ な が る こ と が 期 待 さ れ る 。社 会 の 多 様 化 や 地 域 の 実 情 に 応 じ た
よ り 細 や か な 肝 炎 対 策 を 実 施 し て い く た め 、今 後 も 本 研 究 事 業 の 一 層 の
推進が必要である。
効率性
研 究 班 会 議 に は「 肝 炎 等 克 服 政 策 研 究 事 業 の 企 画 及 び 評 価 に 関 す る 研
の観点
究 」班 の 事 務 局 か ら 有 識 者 を 派 遣 し 、そ の 都 度 研 究 推 進 に 資 す る 適 切 な
から
助 言 を 行 っ た 。ま た 厚 生 労 働 省 の 担 当 者 も 参 加 し て 研 究 者 と 情 報 交 換 と
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