【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
分野名
研究事業名
「疾病・障害等対策研究分野」
エイズ対策政策研究事業
主管部局(課
健康・生活衛生局 感染症対策部感染症対策課
室)
エイズ対策推進室
関係部局
医政局研究開発政策課
2.研究事業の予算、課題採択の状況
予算額(単位:千円)
申請件数(件)
採択件数(件)
令和4年度
768,118
30
30
令和5年度
793,625
29
29
令和6年度
793,625
27
25
3.研究事業の目的
エ イ ズ に 関 す る 研 究 を 総 合 的 に 実 施 す る こ と に よ り 、 新 規 HIV 感 染 者 数 及 び
検 査 を 受 け な い ま ま エ イ ズ を 発 症 し て か ら 報 告 さ れ る HIV 感 染 者 の 割 合 を 減 少
さ せ る 。 ま た HIV 感 染 者 ・ エ イ ズ 患 者 及 び 血 友 病 患 者 に 対 し て 全 国 で 適 切 な 医
療 を 提 供 で き る 体 制 を 整 備 す る こ と 、 さ ら に HIV 訴 訟 の 和 解 を 踏 ま え た 恒 久 対
策の一環として必要な研究成果を得ることを目的とする。
4.研究成果及び政策等への活用状況
(1)概要
①
目的とする成果が十分に得られた事例
○ 「 iTesting チ ャ ネ ル に よ る HIV 検 査 体 制 の 構 築 と 確 立 の た め の 研 究 」 ( 令 和
4 ~ 6 年 度 ) で は 、 現 行 の HIV 検 査 体 制 に 加 え て 様 々 な 異 な る 形 態 の HIV 検 査
を 実 践 し 、 受 検 者 に と っ て も 医 療 従 事 者 に と っ て も よ り 受 検 /施 行 可 能 な 検 査
の 導 入 を 進 め る た め の マ ニ ュ ア ル を 作 成 し た 。 iTesting の ホ ー ム ペ ー ジ の 多 言
語 化 を よ り 推 進 す る と 同 時 に 、 多 言 語 広 報 カ ー ド の 配 布 、 SNS を 通 じ た 多 言 語
啓発動画の広報、検査会の多言語広報を行った。
○ 「 HIV 検 査 体 制 の 改 善 と 効 果 的 な 受 検 勧 奨 の た め の 研 究 」( 令 和 4 ~ 6 年 度 ) で
は 、 ケ ア カ ス ケ ー ド (90-90-90)95-95-95 の 達 成 に 向 け た 質 の 高 い 検 査 を 拡 充 し
つ つ 、 COVID-19 の 流 行 後 の 新 た な HIV 検 査 戦 略 の 方 向 性 を 提 言 す る た め 、 郵 送
検査の活用など、受検勧奨と検査手法の実証研究を行った。
76