【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (78 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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和 4 ~ 6 年 度 ) で は 、 在 留 外 国 人 の HIV 感 染 予 防 と 早 期 発 見 ・ 早 期 治 療 の 促
進のため、保健所での多言語対応の実態調査や在留外国人の感染リスクの認知
に関する調査及び情報提供方法の検討等を行った。
ま た 、 9 つ の 保 健 所 と 連 携 し て 多 言 語 対 応 HIV 検 査 を 開 催 す る こ と が で き た 。
医療通訳者を対象とした研修を開催し、アジアの少数言語の通訳者を中心に
HIV の 検 査 や 医 療 の 現 場 で 活 用 で き る 人 材 を 育 成 す る こ と が で き 、 多 言 語 で 郵
送 HIV 検 査 を 提 供 す る 仕 組 み を 構 築 す る こ と が で き た 。
②
目 的 と す る 成 果 が 不 十 分 で あ っ た 事 例 /目 的 と す る 成 果 が 得 ら れ な か っ た 事 例
該当なし
(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文
その他の論文
学会発表
特許等
その他
(件)
(件)
(件)
(件)
(件)
和文
英文等
5
88
和文
9
英文等
3
国内
54
国際
10
出願
0
取得
0
施策に
普及・
反映
啓発
4
46
5.研究成果の評価
必要性の
HIV 感 染 者 ・ エ イ ズ 患 者 の 早 期 発 見 ・ 早 期 治 療 に 向 け て HIV 検 査 の
観点から
受 検 率 の 向 上 や HIV 感 染 症 に 関 す る 普 及 啓 発 等 に 関 す る 研 究 が 行 わ れ
た 。ま た 抗 HIV 療 法 の 進 歩 に よ る 患 者 の 生 存 期 間 の 延 長 に よ る 高 齢 化
に伴い、悪性腫瘍、高血圧症、心血管疾患等の合併症への対応や血友
病 患 者 を 含 む 長 期 療 養 体 制 の 整 備 が 課 題 と な っ て い る 。し た が っ て 合
併 症 の 早 期 発 見 や 最 適 な 治 療 法 の 確 立 、長 期 に わ た り 適 切 な 医 療 を 提
供できる体制構築が不可欠であり、そのための研究が行われた。
本研究事業の成果は次期エイズ予防指針の改正に向けた検討に活
用されており、総合的にエイズ対策を推進するために必要な事業で
ある。
効率性の
研 究 の 方 針 検 討 や 進 捗 確 認 を 行 う 班 会 議 に 担 当 官 が 参 加 し 、進 捗 管
観点から
理を行うこと で効率的 な研究が遂行 された。また「エイズ 対策研究 事
業の企画と評価に関する研究」では、厚生労働省「エイズ対策政策研
究 事 業 」と AMED「 エ イ ズ 対 策 実 用 化 研 究 事 業 」の 研 究 代 表 者 に よ る オ
ン ラ イ ン 発 表 会 が 開 催 さ れ 、研 究 事 業 の 評 価 委 員 が 発 表 内 容 に 助 言 を
行 い 、研 究 班 相 互 で 進 捗 状 況 を 共 有 す る こ と で 、基 礎 医 学 、臨 床 医 学 、
疫 学・社 会 医 学 の 各 分 野 の ニ ー ズ に 沿 っ た 研 究 が 推 進 さ れ た 。さ ら に 、
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