【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (63 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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分野名
研究事業名
主管部局(課
「疾病・障害等対策研究分野」
長寿科学政策研究事業
老健局総務課
室)
関係部局
老健局老人保健課
2.研究事業の予算、課題採択の状況
予算額(単位:千円)
申請件数(件)
採択件数(件)
令和4年度
93,562
21
14
令和5年度
93,562
13
12
令和6年度
93,562
17
10
3.研究事業の目的
高齢者の生活の質の維持・向上、健康寿命の延伸、介護予防や重度化防止の
手法、及びそれらを効果的・効率的に提供できる体制・手法の開発等を目的と
している。
4.研究成果及び政策等への活用状況
(1)概要
①
目的とする成果が十分に得られた事例
・「介護事業所における情報の安全管理に関するガイドライン(案)作成のため
の調査研究(令和6年度)」
介 護 事 業 所 に お い て 情 報 通 信 技 術 ( ICT) の 利 用 に つ い て 、 介 護 事 業 所 へ の
ヒアリング調査等を行い、ウイルス対策ソフトが導入されてない等の情報セキ
ュリティに対する対策が不十分であること、情報漏えいのリスクがあることな
どの課題が確認された。これらを踏まえ、「介護事業所における情報安全管理
の手引き」を作成した。
・「訪問看護サービスの安全管理に係る多角的・科学的エビデンス構築(令和6
~7年度)」
調査結果から、ほとんどの回答事業所で事故件数を把握しているものの、過
去1年間の事故発生件数及びインシデント件数が少ない傾向で、最も発生率が
高 い の は 転 倒 /転 落 で あ る こ と や 、 介 護 保 険 で 事 故 把 握 の 仕 組 み が あ る 市 区 町
村は約8割と多いが都道府県では3割弱と少ないこと等の実態が明らかとなっ
た。初年度に得られた成果は、令和7年度の関係部局による事業所向けの研修
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