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【資料2-2】厚生労働科学研究の成果のまとめ(令和6年度) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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(2)論文数などの業績(令和6年度終了課題について)
原著論文

その他の論文

学会発表

特許等

その他

(件)

(件)

(件)

(件)

(件)

和文


英文等
25

和文


英文等

国内



13

国際


出願


取得


施策に

普及・

反映

啓発





5.研究成果の評価
必要性

これまで、わが国における女性の健康支援に関する取組は、主に疾

の観点

病分野ごとに展開され、研究においても、妊娠・出産や疾病等に着目

から

して進められてきた。このため、ライフステージごとに変化する女性
の心身の特性を踏まえた取組や、生涯に渡る包括的な支援が十分に行
われていない状態であり、その体制整備において早急な対応を図るた
めの研究を行う必要がある。

効率性

医学的・生物学的視点のみならず社会的背景を踏まえ、女性の生涯

の観点

における健康課題や切れ目のない健康支援に焦点を当てているため、

から

産婦人科学、小児科学、内科学、老年医学等、多岐専門領域の委員で
構成された評価委員会において、多角的な視点から効率性も踏まえて
評価を行った。また、女性のライフコース全体を意識して、一部の時
期に限定された研究成果とならないように、研究が進められていた。
さらに、行政施策に直結する研究課題を厳選して設定することによ
り、研究成果を効率的に施策に反映させる仕組みが構築されていた。

有効性

本事業の研究成果を、女性の健康に係る情報提供体制、ライフステ

の観点

ージに応じた健康評価・フォローアップ体制の整備など、女性の健康

から

課題に対する政策立案に活用することにより、女性の直面する身体
的・精神的困難の軽減を図り、包括的な健康支援につなげることがで
きた。

6.改善すべき点及び今後の課題
女性の健康に関し、その心身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化する
と い う 特 性 に よ り 生 涯 に わ た る 包 括 的 な 支 援 が 必 要 と の 観 点 か ら 、 令 和 6 年 10
月に開所した「女性の健康総合センター」の機能も踏まえ、研究者間のネット
ワークの構築も含めた研究体制の整備、女性の健康支援の評価方法、地域や職
域における専門的かつ総合的な支援、人材育成、情報提供、普及啓発等相談支
援体制について検討を行い、政策提言等を通じて女性の健康に関する包括的支
援に向けた基盤整備を進めていく。

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