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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (240 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年10月7日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

評価に用いた報告内容
資料番号

症例No

悪性リンパ腫

不明
→FK0595

2022年2月6日
1611

67歳



(〜7/8の情報に
基づく)

2022年4月26日

(〜7/8の
情報に基
づく)

3回目

病歴:両側白内障手術、骨粗鬆症、
輸血、喫煙歴あり
2022年2月6日又は2月7日に、3回
目接種。2月9日から、発熱しなかな
か解熱せず受診。成人発症スチル
病の診断。プレドニゾロンやトシリズ
マブを投与するも難治。経過の中
で、サイトメガロウイルス感染をきた
した。肝不全が疑われ、4月21日、
報告医療機関へ転院。転院時、凝
固異常があり、頭部CT撮像にて脳
出血併発が判明。その後他界され
た。

スチル病
悪性リンパ腫、凝血異常、発熱、サ サイトメガロウイルス感染
イトメガロウイルス感染、肝不全、脳
出血
肝不全
(〜9/2の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜8/7)後に報告
凝血異常
された内容))

頭部CT、解剖、
血液検査、結腸・
食道胃十二指腸
内視鏡検査、尿
評価不能
検査

不明

γ

(〜7/8の情報に
基づく)

臨床的には成人スティル病に矛盾しない。ワクチン接種後
から発熱が続いておりワクチン接種との因果関係は否定
できないが、まれな病態であり、他症例との比較検討が必
要。

γ

(コメント無し)

※〜8/5から変更なし。

脳出血
(〜7/8の情報に基づく)
発熱

1612

62歳



2022年2月11日

2022年4月9日

不明

3回目

薬・食べ物・その他製品にアレル
ギーなし。その他病歴なし。併用薬
なし
2021年7月と8月にコミナティを接種
し、大きな副反応なし。
3回目接種後微熱を発症した。接種
6日後、手と肘の後ろに紅斑を発症
した。椅子から立ち上がるのが困難
になり始め、接種13日後、指の腫れ
が悪化し、救急外来を受診。CTで
間質性肺炎と診断された。接種19
日後に、手と肘の両方にゴットロン
徴候、手のひらに逆ゴットロン徴候、
爪周囲紅斑、筋肉痛、抗MDA5抗体
陽性を認め、皮膚筋炎と診断され
た。低酸素血症を呈した。定期的な
健康診断で、糖尿病と診断されたこ
とはなかったが、抗GAD抗体
(225.8U/mL)が陽性で緩徐進行1型
糖尿病と診断された。皮膚筋炎性
間質性肺炎を発症。経過中に緩徐
進行1型糖尿病も併発した。
皮膚筋炎性間質性肺炎に対して、
ステロイド、シクロホスファミド静注
療法、タクロリムスの治療を受け、
血漿交換療法も行った。ワクチン接
種前の時点でCOVID-19と診断され
ず。接種後46日目に脳梗塞を発
症。接種57日後呼吸不全で死亡、
死因は間質性肺炎であった。

間質性肺疾患

呼吸不全

(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

1613

81歳



2022年2月24日

2022年3月23日

FK0595

3回目

不明
不明
→関連あり
→CT、血液検査

皮膚筋炎性間質性肺炎、低酸素
症、1型糖尿病

パーキンソン病(2010年〜、 2019年
1月15日から入院、パーキンソン病
のために全臥床状態)、肥満、脂質
異常症
3回目接種翌日午後、左下肢(足関
節〜足趾)に疼痛を発現し、暗紫色
に色調変化が出現した。左膝窩動
脈以遠で触知できなかった。ABI(足
関節上腕血圧比)は、測定不能で
あった(右は1.08で基準値内)。超音
波検査では左膝窩動脈内に血栓が
認められ、急性下肢動脈閉塞と診
断された。接種11日後、皮膚の潰瘍
形成、滲出液があった。血液検査で 誤嚥性肺炎
白血球の上昇があり、虚血肢の感
染が疑われたため、セファゾリンの
点滴を開始した。接種12日後、メロ
ペネムに変更した。下肢虚血の改
善が得られなかった。接種14日後、
血栓除去を行い、足先までの血行
再建に成功した。皮膚の状態が悪
く、膝下で切断した。その後(日付記
載なし)、誤嚥性肺炎を併発した。

皮膚筋炎

(〜6/10の情報に
基づく(集計・専門
家評価対象期間
(〜5/15)後に報
告された内容))

(〜6/10の情報
に基づく(集計・ 不明
専門家評価対
象期間(〜
5/15)後に報告
された内容))

γ

(コメント無し)

γ

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

低酸素症

1型糖尿病

誤嚥性肺炎

下肢超音波検査
(左膝窩同脈に血
栓あり)、ABI検
査、血液検査、細
菌培養 (左足趾 評価不能
浸潤液により
MRSA 3+)、
Covid-19 抗原検
査(陰性)

(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

240



γ

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

γ

注2

コメント

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

資料1-2-2-1 19271